Inspirational Nature Pictures by Miyuki Miura
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「2週間や1ヶ月の短期留学では、英語力もつかないし、意味がないんじゃないか?」

「高い料金を払って無駄になるのではないだろうか?」

これから短期留学を考えているあなたは、こんな悩みを持ってるのではないでしょうか?

私は、以前大学の国際交流課で働いており、語学留学の窓口も担当していました。

短期語学留学については、アメリカ、オーストラリア、イギリス、マレーシア、フランス、韓国(それぞれ3週間〜5週間)に、3年間で150人以上は留学生を送り出してきました。

私自身、6カ国での留学経験があり、短期留学も3回ほど経験しました。

そんな私が、これから短期留学を目指すあなたに、短期留学は本当に意味がないのかお話したいと思います。

留学エージェントではないので、中立的な立場からコメントしてますので、ご安心下さい。(笑)




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短期留学は意味がない?150人留学生を送り出した私が思うこと

それでは早速、“短期留学は意味がないのか”についてお伝えしたいと思います。

短期留学は意味がない?

これから留学するあなたが1番気にしているのは、“短期留学で英語力が身につくかどうか”だと思いますので、まずそのことについてお話ししますね。

私の体験と150人以上の留学生のアンケート結果から言えることは、たとえ短期でもほとんどの学生が、

「少しは英語力が伸びたと思う」

と回答しています。

もちろん彼らは、語学学校の授業に参加し、ホストファミリーと会話し、夜は宿題もこなし、とものすごく努力をしていました。

「なんだ、何十万も払って少し伸びる程度か」と思われたあなた!

短期留学の効果はこれだけではないんです。

参加した学生から、

「参加して本当に良かった。このプログラムを企画して下さった皆さんに本当に感謝」

「一生涯の友達ができた」

「帰国する時はみんなで大泣きした」

「これを機に長期留学もしたい」

など、大げさではなく、全員が短期留学に参加して良かったという回答をしてくれました。

もちろんアンケートの回答がなかったり、現地の日本人スタッフが不親切などの回答はありましたが、

行かなきゃ良かった。無意味だった」と言われたことは一度もありません。

それでは、短期留学に行って良かった理由で、多かった意見はどのようなものなのでしょうか?

たくさんあるのですが、その中でも多かった3つの理由をご紹介しましょう!

短期留学に行って良かった理由は?

アメリカ

1.自分の英語力のなさが悔しくて勉強するきっかけになった

「もっと話せると思ったのに、全然英語が話せなくて悔しかった」

という意見はとても多かったです。

中学、高校と6年間義務教育で英語を勉強し、大学受験で英語もパスしているので、ある程度は話せると思っていたのでしょう。

なのに、留学先ではホストファミリーや先生の言ってることが分からない。

あまりの自分の英語力のなさに愕然としたと話してくれた学生もいました。

けれど、そこで諦めないところが、彼らの良いところです。

もう一度留学して、会話ができるようになりたい、と英語の猛勉強を始める学生がたくさんいました。

実際に、短期留学に参加した学生が、英語力を伸ばして長期の交換留学に参加したケースもあります。

私自身も経験があるのですが、留学先での体験があまりにも楽しすぎたので、

「またこんな経験をしたい。もう一度行ってホストファミリーと話せるようになりたい」

という強い思いが、英語の猛勉強をするきっかけになるのです。

ですので、短期留学を機に猛勉強して英語が話せるようになった人も多かったです。

2.将来の自分のやりたい仕事が見つかった

「このプログラムに参加して、将来は発展途上の国に関わる仕事をしたいと思うようになった」

「短期留学に参加したことで、自分がいかに国際交流が好きかに気づいた、将来は国際交流関係の仕事につきたい」

と、将来の自分のやりたい仕事が見つかったという意見も多かったです。

嬉しいことに、学生の留学という夢をお手伝いする、大学の国際交流課で働きたいと思うようになったと話してくれる学生もいました。

私自身も、こうした学生の将来に関わるお仕事に携われたことに、本当に感謝しています。

このようにたった2〜4週間の短期留学でも、自分の将来性まで決まることもあるのです。

そう思うと短期留学でも、意味がないなんて言えませんね。

3.かけがえのない経験ができた

語学学校で英語を勉強したり、クラスメートと一緒に海に行ったり、ホストファミリーと買い物に行ったり、と留学先では楽しいことが盛りだくさん。

私なんて6カ国留学したくらいですから、どれだけ楽しかったか説明をしたらきりがないほどです。

特にイギリス留学は、アクティビティーが充実していて、語学学校が終わってから毎日のように遊びに行っていました。

そのおかげで、日本人だけでなくスペイン、イタリア、ベネズエラなど、外国人の友達もたくさんできました。

今でも思い出すと懐かしく、また留学していた頃に戻りたくなるような気持ちになります。

そうはいっても、たとえ同じ場所に戻っても、同じクラスメートには会えません。

けれども、そこでは新たな一期一会があります。

そうした一期一会の出会いができるのも、留学の魅力の一つだと思います

これらの話からもわかるように、短期留学が意味がないなんてことは、決してないのです。

それどころか、自分の将来のやりたい仕事につながったり、将来長期留学をすることになったりと、人生観を変える経験になる可能性もあるのです。

まさに、留学というものは、お金で買えない価値があるんですよ。

 
とはいっても、やはり費用に見合う価値があるか心配ですよね。

それも含めて、短期留学をやめておいた方が良いと思われる人についても、お伝えしたいと思います。
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短期留学をやめておいた人が良い人は?

注意

経験よりも“英語力”という結果を残したい人

ここで具体的な費用について考えてみましょう。

3週間1時間2,000円のオンライン英会話を毎日8時間受けた場合の費用は、336,000円です。

ある大学のプログラムは、ケンブリッジへの短期留学が、3週間で70万円かかります。

3週間後どちらが英語力が伸びるかというと、明らかに3週間みっちりレッスンを受けたオンライン英会話の方でしょう。

この数字からも明らかなように、費用を安く抑え、目に見えた形で英語力を伸ばしたいという人には、短期留学はやめておいた方が良いと思います。

フィリピンの短期留学ならば良いかもしれませんが、英語力向上への効率性といった面では、短期留学は向いていません。

日本にいれば、長時間飛行機にも乗る必要はないですし、語学学校へ通う移動時間などもいらないので、英語を学ぶ効率性が良いと思います。

ちなみに3週間で70万円の高額なケンブリッジの短期留学ですが、その大学では人気のプログラムなんだそうです。

人気の理由の1つとして、ケンブリッジの有名大学に留学することで、

「就活の時に履歴書に経験として書ける」

というのもありました。

なるほど、短期留学にはこういったメリットもあるんだなと1つ学びました。

それでは、短期留学は意味がないのか、150人以上の留学生を送り出した私が思ったことについて、まとめておきましょう!

まとめ

短期留学は意味がないのか?に対して、実際の短期留学経験者からの答えは、

  1. 短期留学参加者全員が参加して良かった
  2. 「行かなきゃ良かった。無意味だった」の回答は皆無

というものでした。

また短期留学に行って良かった理由は、

  1. 自分の英語力のなさが悔しくて勉強するきっかけになった・・・英語を猛勉強するきっかけになった
  2. 将来の自分のやりたい仕事が見つかった・・・国際交流関係の仕事につきたい、発展途上国の為に働きたいなど、将来の仕事がみつかった
  3. かけがえのない経験ができた・・・短期留学でしかできない経験ができる

というものでした。

逆に短期留学に短期留学をやめておいた人が良い人は、

  1. 経験よりも“英語力”という結果を残したい人・・・英語を学ぶ効率性を重視する人

というものでした。

私自身は6カ国に留学し、留学して本当に良かったと思っていますが、あなたにそれを押し付けるつもりは、全くありません。

「留学なんて無駄、英語を身につけるには独学で十分」

なんて言う人もいますが、私は独学でも留学でも、その人が楽しく満足して英語を身につけることができたら、それがその人にとってのベストだと思っています。

この記事の最初に貼っている写真に書いてある英文、”Whatever you do,what really matters is whether you enjoy doing it”の意味は、

「何をするにしても、本当に大切なことは、あなたがそれを楽しんでしているかどうかだ」

というもの。

留学でも独学でも、あなたにとって1番良い方法で、楽しく英語を身につけましょう!

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