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こんにちは!これまでに6カ国に留学し、今は洋書と海外ドラマで英語を勉強しているKeikoです。

ドイツ語とフランス語を勉強したいけれど、どちらを勉強するべきか迷うことはありませんか?

私は、大学時代は第二外国語としてフランス語を勉強し、30歳を目前にドイツにワーホリをすると言う面白い?経歴を持っています。

もともとは、フランスという国に憧れてフランス語を勉強しました。

が、パリを旅行した時にフランス人の冷たさに触れ、一気にフランス語熱が冷めてしまう事態に。(結果的に勘違いだったのですが、後ほど詳しくご説明しますね。)

そうして、後にワーホリで訪れたドイツが好きになり、ドイツ語を話せるようになりました。

こうした経歴があるので、ドイツ語とフランス語のどっちを勉強するべきか悩む気持ちは、ものすごく分かります。

今回は、ドイツ語とフランス語の両方を勉強した私が、ドイツ語とフランス語のどっちを学ぶべきか、お話したいと思います。




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ドイツ語とフランス語どっちを学ぶべき?両方勉強した私が考えてみた

それでは早速、ドイツ語とフランス語のどちらを学ぶべきかお話しましょう!

その前に、学びたい言語を決める際に、1番大切なことをお話したいと思います。

勉強をする言語を決める時に、1番大切なこと


あなたが、言語を学びたいけれど、どの言語を勉強すれば良いのか迷っている時、一番の指針にしてほしいことは、

「自分がその言語を好きか?その言語を話す国が好きか?その言語を話す国に行ってみたいか?」

という気持ちです。

「フランス語を話す人口の方が多いから」

「ドイツ語の方が仕事の需要が多いから」

などの理由で選ぶことも、もちろんOKです。

が、それよりも何よりも1番大切なことは、その言語やその言語を話す国が好きかどうかなのです。

というのも、1つの言語を習得するには、莫大な時間とエネルギーが必要です。

一説には英語を習得するには、4000時間が必要と言われています。

ドイツ語やフランス語といった難解な言語を習得するには、さらに多くの時間が必要でしょう。

それだけの多くの時間を、好きでもない言語に費やすのは、本当に大変なのです。

私がドイツ語を話せるようになったのも、ドイツが好きという気持ちが人一倍強かったからだと思います。

たとえドイツに留学しても、ドイツ語を習得できなかった人を山ほど見てきましたから。

ですので、まず最初にあらゆる面から、少しでも良いので、ドイツ語とフランス語のどっちが好きか、あなた自身に聞いてみて下さい。

頭で考えるとごちゃごちゃするので、自分はどっちの言語を勉強したいのか、紙に書くと自分の考えを整理できると思います。

あなたの大切な4000時間を無駄にしない為にも、この作業はぜひしてみて下さい。

その上でどうしても、答えが出ない方の為に、私の経験から、ドイツ語とフランス語のどちらを勉強すれば良いかお伝えしたいと思います。

ドイツ語とフランス語どっちを学ぶべき?

ドイツ語とフランス語のどちらを勉強するか迷っているならば、私は

フランス語を勉強することをおすすめします。

 
私自身は、フランス語を諦めて、ドイツ語を習得したんですけどね。(汗)

ドイツ語より、フランス語を勉強した方が良いと思う1番の理由は、

「フランス人は英語が話せない人が多いから」

です。

私はドイツ語を話せるようになって、ドイツだけでなく、オーストリア、スイスといったドイツ語圏の国を旅をしましたが、どちらの国も、皆さん英語がペラペラなんです。

オーストリアなんて観光客慣れしているからか、ドイツ語で話しかけても英語で返される始末でした。

ドイツ語が役に立ったのは、スイスのブリエンツという田舎町でペンションに泊まった時と、小さな動物園に行った時。

どちらも年配の方だったので、英語が話せず、私がドイツ語を話すと喜んで案内をしてくれました。

が、それ以外の場所は全て英語が通じました。

もちろんドイツ語を話すと、相手の対応が優しくなるというメリットもありますが、それだけの為に4000時間以上を費やすとなると考えものですよね。

一方、フランスのパリを旅行した時は、英語が通じず困ったことが何度もありました。

道を聞いても一生懸命英語で答えてくれようとするのですが、何を言っているのか分からないのです。

さらに、フランスの田舎町なんて行くと、英語を話す人なんて皆無です。

また、私は大学の国際交流課で働いたことがあるのですが、やはりドイツ人学生よりフランス人学生の方が、英語が苦手な人が多かったです。

日本の国立大学に留学に来るくらいなので、優秀な人が多いのですが、それでも英語があまり話せない学生にちらほら出会いました。

そういった学生の為にも、フランス語が話せたらなぁと何度思ったことか分かりません。

こういった理由から、ドイツ語よりもフランス語を勉強することをおすすめします。

ドイツ語とフランス語はどっちが難しい?

これもよく聞かれる質問ですが、私の答えは

フランス語です。

 

なぜなら、フランス語の発音が難しいからです。

もちろん、ドイツ語にも発音が難しい単語がちらほらありますが、フランス語の発音と比になりません。

例えば、私はドイツ語の「Löwe(ライオン)」という発音が正しくできず、ドイツ人に通じたことは一度もありません。

あまりの通じなさに、ドイツ人ホストファミリーに、

「Große Katze(大きい猫)って言ったら?」

と冗談を言われたほどです。(笑)

けれども、ほとんどのドイツ語の発音は、ローマ字表記をそのまま読めば良いので、英語より簡単なくらいです。

例えば“Information”は、英語では“インフォメーション”、ドイツ語では“インフォルマツィオン”です。

普段、私たちはインフォメーションの読み方で慣れてしまっているのですが、インフォルマツィオンの方が、スペルのまま読んでいますよね。

一方のフランス語は、単語だけでなく、会話全体が通じないことが多いのです。

フランス人は、正直なので、分からないものは分からない、とはっきり言います。

私は彼らとコミュニケーションを取りたくて、NHKのフランス語講座で暗記した文章をそのままフランス人学生達に伝えてみたことがあります。

が、みんな口をぽか〜んと開けたまま見つめられる始末でした。

「ここまで通じないの!?」

と愕然としたほどです。

文法や数字の数え方などは、ドイツ語もフランス語も難しさは同じくらいです。

が、発音はフランス語の方が圧倒的に難しいのです。

それでは、もともと学生の頃はフランス語を勉強したかった私が、パリに行ってフランス語熱が冷めてしまった理由とは、一体何だったのでしょうか?

次にお話ししたいと思います。

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私がパリに行って、フランス語熱が冷めてしまった理由


冒頭で、私はパリの人の冷たさに触れ、フランス語熱が冷めてしまったとお伝えしました。

それは、パリ・シャルル・ド・ゴール空港のターンテーブルでスーツケースを受け取った時のことです。

自分のスーツケースが回ってきたので、取ろうとした瞬間、スーツケースが壊れて、全開になってしまったんです。

慌てて散らばった荷物を拾い、スーツケースに戻しましたが、スーツケースは数センチ開いたまま、閉められない状態になっていました。

買ってから2,3回しか使っていなかったので、荷物を積む人の扱いがよほど悪かったのでしょう。

そのままスーツケースをカートに乗せて、エールフランスの職員にどこに行けば良いか、聞いてみることにしました。

当時の私は、そういう問題が起きた時は、バゲッジクレームに行けば良いということを知らなかったのです。

そこで、エールフランスのグランドスタッフに、スーツケースが壊れたのでどこに問い合わせれば良いか聞いてみたところ、

「I don’t know.So what do you want me to do?/知らないわ。私に何をしてほしいって言うの?」

と、ものすごく不機嫌そうに言われました。

私は、日本人のグランドスタッフの親切な対応に慣れてしまっていたので、彼女の対応の悪さに驚いてしまいました。

ですが、

「たまたま悪い人に当たっただけだろう」

と気を取り直して他の職員に聞いたところ、その人もものすご〜く不機嫌。

3回目に聞いた人は、指でバゲッジクレームの方向を指すだけ。

そして、バゲッジクレームに着いたら着いたで1時間以上待たされ、やっとの思いで新しいスーツケースを受け取ることができました。

そうして、会う人会う人冷たくあしらわれた私は、フランス人ってこんなに冷たいんだ!と思い込んでしまい、すっかりフランスが嫌いになってしまったのです。

それから10年余りの月日が過ぎ、大学の国際交流課の職員として働き始めた頃、正直に言うと、最初はフランス人学生に怯えていました。

「きっと傲慢な態度を取られるんだろうなぁ」と。

ところが、大学で出会ったフランス人学生は、とても親切で優しかったのです。

よくよく学生から話を聞いて見ると、フランス人達の間でも、パリの人は冷たいと言われていて、「パリのフランス人」と「パリ以外のフランス人」と分けて考えているそうです。

そうとも知らず、10年余りも私は勘違いをしていました。

今では空港での出来事は笑い話にしているのですが、第一印象って本当に大切ですね。

ですので、もしあなたがパリに旅行に行って、冷たくあしらわれても、パリではそれが普通だと思ってみてください。

私も遠回りはしたものの、いつかフランスの田舎町に行って、フランス語を勉強したいなと思っています。

それでは最後に、ドイツ語とフランス語どっちを学ぶべき?について、まとめておきましょう!

まとめ

  • 言語を習得するには、莫大な時間とエネルギーが必要!まずは、
    「自分がその言語を好きか?その言語を話す国が好きか?その言語を話す国に行ってみたいか?」を確認する。
  • 確認しても、決まらない場合は、フランス語がおすすめ!理由は、ドイツ語圏で英語は通じるが、フランス人は英語が話せない人が多いから。
  • ドイツ語とフランス語は、フランス語の方が難しい。文法や数字の数え方の難易度は同じだが、発音は圧倒的にフランス語の方が難しい。
  • パリに旅行に行って、冷たくあしらわれても、パリではそれが普通。「パリのフランス人」と「パリ以外のフランス人」と分けて考えよう。

私はドイツにワーホリに行って、ドイツという国が好きになり、ドイツ語を勉強することになりました。

「その国が好き」というパワーはものすごくて、そのおかげで難解なドイツ語を話せるようになったと思っています。

今はスイスが1番好きなのですが、この国は60%の人がドイツ語を話し、20%の人がフランス語を話します。

ですので、今後フランス語も勉強したいなぁと考え中です。

あなたも、どの言語を勉強するか迷った時は、まずご自身の「好き」の気持を大切にして下さいね。
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