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英語ができないけれどホームステイをすることになった場合、ホストファミリーとの会話が心配ですよね。
「留学先で英語を勉強すれば良い」
と思って出発した人もいますが、それで後悔をしている人を私は何人も見てきました。
せっかくホームステイをする機会に恵まれたのですから、できる限り英語の勉強を頑張って、留学先でホストファミリーと会話を楽しんでほしいと思います。
ホームステイまで時間がない〜というあなたでも大丈夫。
よほどのトラブルがない限り、ホームステイ先でする会話は限られています。
今回はカナダ、イギリス、ニュージランドなど、6カ国以上でホームステイ経験のある私が、英語ができないけどホームステイをする場合の対処法についてお話したいと思います。
英語ができないけどホームステイする?まずはこの勉強だけでOK
それでは、まず出発までに2ヶ月以上ある場合の英語の勉強法からお話しましょう!
出発まで2ヶ月以上ある場合の英語の勉強法
出発まで2ヶ月以上ある場合は、NHKラジオ講座を勉強することをおすすめします。
英語が全く話せないあなたには、NHKラジオ英会話をおすすめします。
1日たった15分の勉強なので、無理なく続けられると思います。
月曜〜金曜は毎日聞いて、土日に復習をすれば、習った内容を忘れにくいです。
NHKラジオ英会話の効果は、本当に凄いんです。
私の友人は独学で英語をマスターしたのですが、彼女は中学校時代の3年間、かかさずNHKラジオ英会話を聞いていたそうです。
学校の授業で習う英語の勉強はほとんどしていないにも関わらず、英語の成績はいつもトップだったとか。
もちろんそれだけでは、ペラペラにはならないので、基礎の英語を身につけた後、洋書の多読をしていたそうです。
私は中学生、高校生の頃は、
「学校で習う英語が全て」
と思い込んでおり、NHKラジオ講座の存在すら知りませんでした。
もっと早くに気づいていれば、英語をマスターする近道ができたのに、と思います。
コチラの記事↓でもお話しましたが、TOEIC400点強だった学生が、留学2ヶ月前に、ラジオ英会話と1冊の英会話のテキストを繰り返し勉強し、留学先の授業についていくことができました。
英語が喋れないけど留学する?体験談から学ぶ後悔しない為のアドバイス!
1冊の英会話のテキストは、ホームステイ用の英会話のテキストを1冊買います。
ご自身の勉強しやすいものならどんな本でも構いません。
それを何度も繰り返し勉強しましょう。
ホームステイの英語で困っているなら、ホームステイ専用の英語を勉強するのが、近道です。
例えば、
“Do I have a curfew?/門限はありますか?”
などの英文は、一般の英会話のテキストで出てくることはありませんが、ホームステイにおいては、大切な質問です。
このように、ホームステイで必ず必要な英語のフレーズは限られていますので、それを中心に覚えていきましょう!
それでは次に、出発1ヶ月前と出発後の英語の勉強法についてそれぞれ見ていきましょう!
出発1ヶ月前の英語の勉強法
出発1ヶ月前は、とにかくホームステイ用の英会話のテキストを繰り返し、勉強して下さい。
CDで英文を聞いて、繰り返し音読もします。
テキストは書き込みをして、ボロボロになるまで勉強します。
ホームステイの英会話テキストは分厚いものが多いので、最後までこなせないかもしれません。
それでも出来る限り、テキストを進めてみてください。
「決してもう間に合わない〜」
と投げ出さないでくださいね。
6カ国留学をしてみて、振り返ってみると、よく聞かれた質問、ホームステイに必要な最低限の英語は限られていたと思います。
その最低限の英語については丸暗記しましょう!
そのあたりの英語の例文については、今後またご紹介していきますね。
それでは、もう出発をしてしまった。留学先ですでにホストファミリーとのコミュニケーションが困っている〜という方の勉強法についても、お話しましょう!
留学先での英語の勉強方法
留学先だと、英会話のテキストを持ってきていない場合も多いかもしれません。
その場合、語学学校で習った英語を、午後の空いている時間に勉強しましょう。
インターネットが使える環境だったら、ホームステイに必要な英語表現について調べて、暗記します。
例えば、
「食事の後お皿洗いを手伝いたいけど、英語でなんて言うんだろう?」
と思った場合。
ネットで調べたらすぐに出てきます。
“I’ll help do the dishes.”ですね。
ホストファミリーの言っていることが分からない場合は、
“I don’t understand.Could you speak slowly?/分かりません。ゆっくり話してもらえますか?”
と聞きます。
ホストファミリーもあなたが英語が聞き取れないと分かれば、簡単な単語でゆっくり話してくれると思います。
それでも理解できない場合もあるかと思います。
留学先で、ホストファミリーの言っていることが分からないのは辛いですよね。
「ホストファミリーに言っていることが分からないから、留学中部屋に閉じこもっていた」
という人もいました。
が、決して理由を言わないまま、部屋には閉じこもらないで下さい。
ホストファミリーが心配します。
私がニュージーランドでホームステイをしていた頃、食事の時間以外はずっと部屋に閉じこもっていた韓国人の学生がいました。
ホストファミリーはとても心配をしていましたが、かといって部屋に行くのもためらっているようでした。
英語が分からなくても、基本は辞書を片手に頑張ってコミュニケーションを取ってみて下さい。
すぐに会話ができるよう、電子辞書を持っていればベストですが、なければ普通の辞書でも構いません。
ホストファミリーも、一生懸命あなたが分かる単語で話してくれるはずです。
どうしても部屋に閉じこもりたい場合は、理由を行ってから部屋に入って下さい。
例えば、
“I’m tired because of jet lag/時差ぼけで疲れた“
と言って部屋に戻れば、ホストファミリーも理解をしてくれるでしょう。
英語が話せないからと部屋に閉じこもっていたは、あなた自身も
「もっと話しておけば良かった。」
と後悔するかもしれません。
ホストファミリーと会うのは、最初で最後の機会になることが多いです。
私も6カ国留学して、10以上のホストファミリーにお世話になりましたが、今現在連絡を取っているのは、1家庭だけです。
せっかくの一期一会の機会を大切にして、楽しいホームステイ生活を送って下さいね。
それでは最後に、英語ができないけれどホームステイをする場合の、英語の勉強法についてまとめておきましょう!
まとめ
出発まで2ヶ月以上ある場合の英語の勉強法は、
- NHKラジオ英会話を勉強する
- ホームステイ用の英会話のテキストを1冊繰り返し勉強する
というものでした。
出発1ヶ月前の英語の勉強法は、
- ホームステイ用の英会話のテキストを繰り返し勉強する
- ホームステイに必要な最低限の英語を丸暗記する
というものでした。
そしてもう既に留学先にいる場合の英語の勉強法は、
- 語学学校で習った英語を、午後にもう一度勉強する
- ネットでホームステイに必要な英語表現について調べて暗記する
- 辞書を片手にホストファミリーと会話する
というものでした。
ホームステイの英語で1番必要なスキルはリスニングです。
聞き取りができなければ、会話もできないからです。
「会話もメールも 英語は3語で伝わります(著者:中山 裕木子)」
という本が人気があるようですが、本当に、スピーキングってたった3語で何とかなるんですよ。
そう思うと気がラクになりませんか?
帰国後に後悔しない為にも、ぜひホストファミリーとの会話を楽しんで下さいね!
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