実際フランクフルトに滞在している友人に聞いた所、2015年以降、移民の影響で治安は悪化しているそうです。
私の知人でも、泥棒やスリの被害にあったという話を何度か聞きました。
昼間は比較的治安が良いのですが、問題は夜です。
夜は、地元の人でも立ち寄らない危険な地域があります。
私は、フランクフルトに留学とワーホリを合わせて、合計1年強滞在し、欧州中央銀行前のキオスクでアルバイトも経験しました。
今回は、フランクフルトに滞在をしていた私が、フランクフルトの治安の悪い場所を5つお話したいと思います。
フランクフルトの治安の悪い場所5つ!知らないと危険な地域とは?
フランクフルトの治安の悪い場所5つ!知らないと危険な地域とは?
1.フランクフルト中央駅
フランクフルト中央駅は昼夜問わず、物乞いや麻薬中毒者がいます。
注射器も普通に落ちていますし、私の友人は、中央駅前で自分の腕に、注射器を打っている若者を見たと言っていました。
1度主人とフランクフルトに旅行に行った事があるのですが、主人曰く、中央駅についた途端、麻薬の香りがしたとか。(1年滞在してて、気づかない私の鼻って・・・。)
麻薬中毒者は、ガリガリで目が窪んでて、体の震えが止まらず、と見ていて気の毒ではあるのですが、危害を加えて来ることはほとんどありません。
問題は、物乞いです。
彼らの収入源は、スリや窃盗で成り立っているため、気を抜いて歩いていると、カバンや財布を盗まれます。
フランクフルト中央駅を利用する際は、ポケットに財布を入れない、荷物は必ず目の届く所に置く、など最低限の注意はしましょう。
2.フランクフルト中央駅周辺(タウヌス通り、モーゼル通り、エルベ通り、カイザー通り)
フランクフルトの中央駅周辺は、風俗地区と呼ばれる、治安の悪い地域が存在します。
特にタウヌス通りと呼ばれる通りは、風俗のネオンがギラギラと輝いて、見るからに危なそうです。
夜になると、アラブ系やモロッコ系の人がウロウロとしていて、地元の人曰く、麻薬の取引もよく行われているそうです。
観光客がナイフで脅されて、現金を取られたという話も聞きました。
私はキオスクで働く為に、朝の5:40分にフランクフルト中央駅からカイザー通りを通った事がありますが、カイザー通りはこの4つの通りの中では、1番治安が良いと言えます。
風俗のお店もあまりないですしね。
とはいえ、決して治安が良さそうな雰囲気ではないので、いつも早歩きをしていました。
フランクフルト中央駅周辺は、地元の人も深夜になると寄り付かないですし、夜の1人歩きはやめましょう。
3.地下鉄(U-Bahn)
フランクフルトには、S-Bahn(市内電車)とU-Bahn(地下鉄)があります。
S-bahn、U-Bahn共に、スリや盗難に気をつけた方が良いのですが、特に夜のU-Bahnは、乗っている人も少なく、何かあっても助けが呼べません。
私も夜の20時頃にU-Bahnに乗った事があるのですが、乗客がとても少ないのに、後ろに座られたりすると、ちょっと気持ち悪かったです。
幸い、何もありませんでしたが、深夜にU-Bahnで若者に絡まれて、怪我をしたという話も聞いた事があります。
1度U-Bahnを利用したことのある方なら、分かると思うのですが、あまり良い雰囲気ではないですよね。
人気の少ないU-Bahnの深夜の利用は、やめておいた方が良いです。
それでは次に、あの有名な観光地でも、夜は避けた方が良い地域について、お話しましょう。
4.コンスタブラーヴァッヘ周辺(Konstablerwache)
ハウプトヴァッヘ(Hauptwache)からコンスタブラーヴァッヘに続く、ツァイル通りは、レストランやブティックが立ち並ぶ、観光エリアです。
昼間は、賑やかでさほど問題ないのですが、深夜になると、人気が少なくなり、雰囲気が悪いです。
特に、U-bahnのコンスタブラーヴァッヘ駅は、窃盗やスリが多く、ニュースでもよく窃盗被害にあったと放送されています。
地元の友人に教えてもらったところ、移民が増えてきてからは、東欧系やアラブ系の窃盗が増えてきたのだとか。
コンスタブラーヴァッヘは観光地なので、安心してしまいそうですが、夜の一人歩きは避けるなど、注意が必要です。
5.フランクフルト国際空港
空港内での犯罪は、圧倒的に置き引きとスリが多いです。
フランクフルト総領事館によると、
「空港内の本屋で立ち読み中、財布在中のバッグを盗まれた」
「フランクフルト空港到着直前の機内で、足下に置いていたハンドバッグの中から、旅券が盗まれた」
という事例が実際にあったそうです。
機内の中でも、窃盗があるなんてちょっと驚きました。
私はいつも、パスポートや旅券は荷物棚の荷物の中に入れっぱなしにしていましたが、機内は安全だと思い込んでいました。
今後は、貴重品は小さなバッグに入れて、手元に置くなどして注意していきたいと思います。
それでは、フランクフルトの治安の悪い場所5つについて、まとめておきましょう!
まとめ
フランクフルトの治安の悪い場所5つ
- フランクフルト中央駅・・・麻薬中毒者がウロウロしているが、危害はない。注意するのは物乞い!
- フランクフルト中央駅周辺(タウヌス通り、モーゼル通り、エルベ通り、カイザー通り)・・・風俗地区。移民による麻薬の取引も
- 地下鉄(U-Bahn)・・・夜は乗客が少なく、何かあっても助けを呼べない
- コンスタブラーヴァッヘ周辺・・・昼間は観光客で賑わっているが、深夜は窃盗やスリなどの犯罪が多い
- フランクフルト国際空港・・・置き引きやスリが多い。機内での窃盗もあるので注意!
最後に、タクシーもぼったくられる可能性があるので、注意した方が良いです。
私はフランクフルトに到着した日に、フランクフルト中央駅から、自分の住む予定のメッセまで行くのにタクシーを利用しました。
運転手に行き先を告げた所、
「こんな近い所に行くのか?朝からずっと仕事を待っていたのに。」
とものすごい剣幕で怒鳴られました。
最初は言い返していたのですが、危険な目に遭いたくないので、途中からは黙っていました。
そうすると、かなり遠回りしてアパートまで連れて行かれ高額な金額を請求をされました。
以来、私はフランクフルトではタクシーに乗っていません。
キオスクで働いていた頃、タクシーの運転手さんと仲良くなり、良い運転手がいるのも確かです。
が、私の出会ったような気の荒い運転手もいるので、特に女性が1人でタクシーに乗る場合は、注意して下さいね。
と、色々怖いことをお伝えしましたが、注意さえしていれば、フランクフルトは比較的安全です。
危険な地域には夜は出歩かない、荷物は目の届くところに置く、など最低限の注意はして、ぜひフランクフルトでの滞在を楽しんで下さいね!
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