Inspirational Nature Pictures by Miyuki Miura
こんにちは!今まで13カ国行った中で、スイスが一番好きなKeikoです。

スイスに個人旅行に行きたいけれど、実際にどれくらいの費用がかかるのか、分からない方も多いのではないでしょうか?

スイスは物価が高いので、個人旅行だとツアー料金より高くなってしまうのではないか、と不安になってしまいますよね。

実際のところ、個人旅行だと費用はどれくらいかかるのでしょうか?

私は、2016年のゴールデンウィークの時期に、主人と8日間スイスに個人旅行に行きました。

その時に実際にかかったスイスの個人旅行の費用をご紹介し、ツアー料金との比較をしたいと思います。




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スイスの個人旅行の費用は?実際にかかった金額とツアー料金を比較

それではまず、2人で8日間スイスに個人旅行に行った時に、かかった費用をご紹介しましょう。

スイス個人旅行の費用

スイスに個人旅行に行く場合、下記の費用がかかってきます。

  • 宿泊費
  • 航空券
  • 交通費
  • 食費
  • 入場料
  • 海外旅行保険
  • その他諸経費(お土産代など)

これらを合計すると、おおよそ2人で57万円。1人あたり28万5千円かかります。

とは言っても、この数字だけでは分かりにくいので、1つ1つみていくことにしましょう。

※2018年2月現在は1スイスフランあたり118円ですが、ご紹介をする費用は、私達が旅行をした時の112円の時の金額です。また料金は基本2人分の料金です。

宿泊費

  • チューリッヒ:4/28-30 2泊(Olympia Hotel Zurich)2泊で約25,000円
  • サンモリッツ:4/30-5/1 1泊 (Hotel Laudinella)約23,000円
  • ブリエンツ:5/1-2 1泊(B & B Spycher-Schönegg)約15,000円
  • ブリエンツ:5/2-3 1泊(Grandhotel Giessbach)約22,000円
  • グリンデルワルト:5/3-4 1泊(Derby Swiss Quality Hotel)約20,000円
  • バーゼル5/4-6 2泊:Airport Hotel Basel 2泊で約40,000円

合計145,000円 1人あたり72,500円

宿泊代はできるだけ安く済ませましたが、スイスに2人で宿泊する場合は、安くても1泊2万円(朝食込み)はかかると思っておいた方が良いと思います。

探せば安いホテルもありますが、駅から遠かったり、部屋も狭かったりと何かと不便です。

私達が宿泊をしたOlympia Hotel Zurichも、1泊あたり12,500円と格安でしたが、上記のホテルの中で1番質が悪かったです。

航空券

  • ルフトハンザ航空利用

約23万円 1人あたり115,000円

飛行機は、行きは関西国際空港→ドイツのフランクフルト、帰りはバーゼル→関西国際空港で帰ってきました。

初日になぜ目的地のチューリッヒに直行で行かなかったのかというと、理由は3つあります。

  1. 昔フランクフルトに留学をしていたので、当時の友達に会いたかったら。
  2. 関空→チューリッヒ直行の飛行機が高かったから。
  3. 料金が安いからといって経由便を利用すると、小型機に乗る可能性があるから。

実は私、飛行機の小型機が苦手なのです^^;)

理由は、1度乗った時に機体が揺れまくって怖い思いをしたから。

そういうわけで、フランクフルト→チューリッヒ間は鉄道で行きました。

が、鉄道の方がずっと安く行けたので、結果的に良かったと思います。

それでは次に、鉄道料金も含めた交通費がいくらかかったのか、お伝えしましょう。

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交通費

  • フランクフルト→チューリッヒまでの鉄道料金:約1万円
  • スイストラベルパス8日間:約92,000円
  • ベルニア急行:約14,000円
  • グリンデルワルトのフィルストフライヤー+ゴンドラ:約7,000円(スイスパス保持者なので、通常の半額料金)

合計123,000円 1人あたり61,500円

先ほどお話をしたフランクフルト→チューリッヒへの鉄道料金は、2人で約1万円。

調べたところ、この時期にルフトハンザ航空で関西国際空港→チューリッヒを往復した場合は、1番安い航空券で1人16万円しました。

ということは、私の航空券は11万5千円だったので、鉄道料金の5千円(1人分)を足しても、4万円も安く行けたことになります。

鉄道は飛行機よりも時間がかかりますが、場合によっては私のようにとても安く行けます。

スイストラベルパスについては、いちいち乗車券を買うのが面倒だったので購入しましたが、今回の旅程ではその都度乗車券を買った方が安かったと思います。

ですので、鉄道料金を節約したい方は、事前にある程度計算をしてから、スイストラベルパスを購入するかどうか検討をすることをおすすめします。

食費

  • 昼食+夕食料金×8日分

約30,000円 1人あたり1万5千円

食事は、朝食は全てホテルのビュッフェ、昼食や夕食はレストランで済ませました。

スイスの物価はとても高いので、レストランで料理を頼むと、安いメニューでも1品CHF20〜30(日本円で2〜3千円)します。

ただスイスのお料理はどれも、めちゃくちゃ量が多いのです。

なので、お昼を食べたらお腹がいっぱいで、夕食を抜くことがよくありました。

ちなみに現地の人に教えてもらった裏技?で、

「Kleine Portion bitte(クライネ ポツィオン ビテ)/小さいサイズでお願いします」

とお願いしたら、小さいサイズを出してくれるのだそう。

しかもCHF3-5 ほど割り引いてくれるのです。

早速私も試してみたところ、ほとんどのレストランで、小さめのサイズの料理を出してもらえました。(それでも量は多いのですが。)

スイスのレストランで、料理の量が多くて困っている方は、ぜひ試してみて下さいね。

入場料

  • チューリッヒ美術館

約14,000円 1人あたり7千円

私達がスイス旅行に行った時に、ちょうどダダ100周年記念の展覧会が開催されていたので、チューリッヒの美術館に行ってきました。

それ以外はほとんど、観光施設には寄らなかったので、費用はかかりませんでした。

海外旅行保険

  • ジェイアイ傷害火災保険株式会社 たびほ

約1万円 1人あたり5千円

海外旅行保険については、オンラインで予約した方が安いと思い、ジェイアイ傷害火災保険株式会社のたびほを利用しました。

私が海外旅行保険会社を選ぶ時の補償内容の選び方は

「治療・救援費が3千万円以上、もしくは無制限」

であることだけです。

この条件だけを補償内容に組み込みましたが、それ以外の補償内容は1番安い項目を選んだので、費用を安く抑えることができました。

その他諸経費(お土産代など)

約2万円 1人あたり1万円

スイスの物価は高いので、極力自分へのお土産は減らし、家族や友達、会社へのお土産を買いました。

スイスでは、チョコレートやマグカップなどのちょっとしたものでも、1500円ほどするので、主人と2人で2万円ほど使いました。

全て計算をすると

記事の前半にも金額をお伝えしましたが、改めて計算をしてみると、

合計572,000円,1人あたりの金額は、286,000円

となります。

そう言われても、個人とツアーのどちらで行った方が安いのか、パッと出てきませんよね。

そこで関空出発でスイスに8日間ツアーで行った場合の料金を、大手旅行会社3社のサイトから調べてきたので、次にご紹介しましょう。

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ツアーで行った場合の料金は?

HIS

サンモリッツ&ツェルマットに滞在!2大特急の旅(チューリッヒ、サン・モリッツ、ツェルマット、ジュネーブ泊)
2018年5月1日~2018年10月9日出発 299,000~444,000円,
5月1日出発329,000円

JTB

アルプス五大名峰と二大絶景列車に感動!エンジョイ!スイスツアー(ミラノ、サンモリッツ、ツェルマット、グリンデルワルト、チューリッヒ泊)
2018年6月21日~2018年9月6日出発 399,900~484,900円
※ゴールデンウィークのプランなし

阪急交通社

アルプス3大名峰と4つの絶景列車ツアー(ジュネーブ、ツェルマット、ユングフラウ地方、チューリッヒ泊)
2018年4月6日~2018年7月29日 279,800~379,800円
4月25日出発289,800円、4月27日出発359,800円

※上記は、2018年2月の情報

観光をする場所や、出発時期によって料金はかなり変わってきますが、個人旅行で行く方が、ツアーで行くよりも、若干値段が安いようです。

ただ、個人旅行は全て自分で手配をしなければならず、不安・大変・めんどくさいという方もいると思います。

そんな方は、「タウンライフ旅さがし」というサイトで一括見積り・プラン提案依頼をするのがおすすめです。

こちらではツアーと言っても、希望に合わせた個人ツアーを組んでくれるので、添乗員さんについていく等といった団体行動をする必要はありません。

問い合わせは簡単で、複数の旅行会社からプランがもらえますので、まずは気軽に利用してみて、各社のプランを比較してみましょう。

まとめ

個人的には、あなたがもし英語かドイツ語のどちらかを少し話せるのであれば、個人旅行をおすすめします。

というのは、時間に縛られず、好きな時に好きな場所に行けるというのは、実際にやってみるととても楽しいからです。

またツアーだと添乗員さんに頼ってしまい、現地の人と話す機会も少なくなると思います。

現地の人と交流するのも、旅の醍醐味の1つだと思います。

私は、ヨーロッパの色々な国に行きましたが、スイスの人が1番フレンドリーで親切だと感じました。

もちろん、ツアーで行ったとしても現地の人と交流する機会があると思うので、片言の英語でもぜひ話しかけてみて下さい。

きっとさらに楽しい時間が過ごせると思いますよ。

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