Inspirational Nature Pictures by Miyuki Miura
こんにちは!これまでに6カ国に留学し、今は洋書と海外ドラマで英語を勉強しているKeikoです。

面白い英語のフレーズと言われると、あなたはどんなフレーズが思いつきますか?

日本語でも、「バケツをひっくり返したような雨」「身から出た錆」など面白いフレーズがありますが、英語でも面白い表現はたくさんあります。

私は半年間、イギリスに語学留学をしたことがあるのですが、その時に授業で、面白い英語表現について学ぶ機会がありました。

今回は、私がイギリスの語学学校に通っていた時に習った、面白い英語のフレーズを10個お伝えしたいと思います。

これらのフレーズをさらりと使えるようになると、周りから感心されること間違いなしですよ!




スポンサーリンク

面白い英語のフレーズ10選

それでは、10の面白い英語のフレーズをひとまず全てご紹介ますね。

  1. a piece of cake. /as easy as pie.(簡単・楽勝)
  2. Go cold turkey(きっぱりとやめる)
  3. Lovely weather for ducks.(雨ですね。)
  4. It’s raining cats and dogs.(土砂降りです。)
  5. To feel under the weather(体調が悪い)
  6. A different kettle of fish(別問題、別の事柄)
  7. Go Dutch(割り勘にする)
  8. All Greek to me.(全く分かりません。)
  9. You’ve made your bed, now lie in it.(身から出た錆、自業自得)
  10. Call it a day(終わりにする)

こうして見てみると、知っているフレーズから、聞いたこともないフレーズまで色々ありますよね。

Go Dutch(割り勘にする)なんて、知っている方も多いかもしれません。

早速1つ1つ詳しく見ていきたいと思います。

1.a piece of cake. /as easy as pie.(簡単・楽勝)

The exam was a piece of cake for you./The exam was as easy as a pie.
試験は簡単だった。

A piece of cake/As easy as pieは、洋画や海外ドラマなどでも頻繁に出てくるフレーズなので、あなたも1度は聞いたことがあるかもしれません。

A piece of cakeは「一切れのケーキ」という意味ですが、このフレーズの語源は、「一切れのケーキを食べることなんて、簡単なこと」というところから来ているそうです。

As easy as pieは、A piece of cakeから、派生したフレーズで、直訳すると「パイ(を作る)くらい簡単」という意味です。

両方ともよく使うフレーズですので、覚えておくと便利ですよ。

2.Go cold turkey(きっぱりとやめる)

My husband finally stopped smoking cold turkey.
私の夫は、ついに喫煙をきっぱりとやめた。

Go cold turkeyは、(お酒、タバコ、麻薬などを)即座にやめるという意味です。

Cold turkeyは、直訳すると冷たい七面鳥という意味ですが、なぜ冷たい七面鳥が、「きっぱりとやめる」という意味になるのでしょうか?

語源は色々な諸説があるのですが、そのうちの1つに、麻薬などの薬物をやめると、七面鳥のような鳥肌になってしまうから、というものがあります。

もしその語源が本当だとすれば、お酒、タバコ、麻薬などをやめると、七面鳥のような肌になってしまうから、きっぱりやめるだなんて、なんだか面白い表現ですね^^

3.Lovely weather for ducks.(雨ですね。)

It’s a lovely weather for ducks today.
今日は雨ですね。

イギリスでは、挨拶代わりに天気の話をすると言われるほど、天候についての話題が豊富です。

イギリスは、いつも天気が悪いことで有名な国なので、天気が悪い時に使える面白いフレーズがたくさんあります。

“Lovely weather for ducks”は直訳すると、「(雨なので)アヒルが喜びそうな天気」という意味です。

確かに、大雨が降っていると、アヒルが喜んでそうですよね。

Lovely weather for ducksは、イギリス人らしいユーモア溢れる表現です。

4.It’s raining cats and dogs.(土砂降りです。)

It’s raining cats and dogs outside.
外は、土砂降りですよ。

「猫と犬が降ってくる」ってどういう意味?と思いますよね。

私も、初めてこのフレーズを見たとき、「何これ?」と思いました。(しかも、語学学校で配られたプリントには、猫と犬が空から降ってくる絵が描かれていたのです。)

It’s raining cats and dogsは、冒頭でお伝えした、「バケツをひっくり返したような雨」という意味です。

語学学校では、語源は「昔、イギリスでは、土砂降りの時に実際に猫と犬が降って来たことがある。」と学びましたが、いまいち信憑性に欠けますよね^^;)

語源はどうであれ、It’s raining cats and dogsは、土砂降りの雨が降っている時に、使われる表現です。

5.To feel under the weather(体調が悪い)

I did not go to work today, because I was feeling under the weather.
今日は体調が悪かったので、仕事に行かなかった。

Weather(天気)という単語が使われていますが、天気とは関係なく、under the weatherで体調が悪いという意味です。

普段の会話では、体調が悪い場合は、「I feel sick.」と答える場合がほとんどですので、To feel under the weatherはあまり聞いたことのないフレーズかもしれませんね。

ちょっとネイティブが使う表現に近づきたい場合は、「I feel sick.」の代わりに「I’m feeling under the weather」を使ってみるのもおすすめですよ。

6.A different kettle of fish(別問題、別の事柄)

Lending money to your friend is a different kettle of fish.
あなたの友達にお金を貸すことは、また別の問題だ。

A different kettle of fishは直訳すると、「別の鍋の魚」という意味です。

このフレーズに出てくるKettleはやかんではなく、鍋という意味で使われています。

どうして、「別の鍋の魚」が、「別問題」という意味になったのか、語源の諸説は色々あるようです。

Kettle of fishは、私が英語を学んだ海外ドラマ「フレンズ」にも使われていた表現で、日常会話にもよく使われるフレーズです。

フレンズの記事についてはこちら→英語の勉強で海外ドラマを見るならコレ!楽しく日常英会話を学ぼう!

それでは次に、“国名”を使った面白い英語のフレーズをご紹介しましょう!

スポンサーリンク

7.Go Dutch(割り勘にする)

We should go dutch on the first date.
最初のデートでは割り勘にするべきだ。

Go Dutchと言われると思わず、「オランダに遊びに行くの?」と聞いてしまいそうになりますが、こちらは「割り勘にする」という意味です。

語源の諸説は色々あるのですが、一般的に、オランダ=ケチでお金に細かいという認識から、Go Dutchで割り勘にするという意味になったようです。

とは言っても、語学学校ではこのフレーズは習ったけれども、実際にはほとんど使ったことはありません。

割り勘にしたい場合は、“Let’s split the bill.”というのが一般的です。

8.All Greek to me.(全く分かりません。)

This computer program is all Greek to me.
このコンピュータープログラムは、全く理解できない。

All Greek to meも有名なフレーズですので、あなたも聞いたことがあるかもしれません。

All Greek to meは、直訳すると、「私にとっては、ギリシャ語だ」という意味から、「全く分からない、理解できない」という意味です。

このフレーズの語源は、シェークスピアの戯曲「ジュリアス・シーザー」で、哲学者のキケロが、周りに情報がバレないよう、ギリシャ語で話していたのを聞いたシーザーが、“It was Greek to me.”といったことからきたようです。

“I don’t understand”と言うより“All Greek to me”と言う方が、より理解していない感じが伝わってきますよね。

9.You’ve made your bed, now lie in it.(身から出た錆、自業自得)

You’ve made your bed, so now you have to lie in it.
自業自得です。

冒頭でお伝えした「身から出た錆」の英語表現は、“You’ve made your bed, now lie in it.”です。

英文を直訳すると、「自分でベッドメイキングしたんだから、そこで寝てよ」という意味です。

そこから、「身から出た錆、自業自得」という意味になります。

10.Call it a day(終わりにする)

Let’s call it a day!
今日は終わりにしよう!

Call it a dayもネイティブがよく使うフレーズで、「(仕事などを)切り上げる、終わる」という意味です。

Call it a dayの語源は、元々は、“call it half a day(仕事を半分で呼びましょう=未完成のまま終わりましょう ”という表現から、halfが外されて、call it a dayという表現になったそうです。

“Call it a day”は、職場でよく使われる表現ですよ。

それでは最後に、面白い英語のフレーズ10選について、まとめておきましょう!

面白い英語のフレーズまとめ

  1. a piece of cake. /as easy as pie.(簡単・楽勝)
  2. Go cold turkey(きっぱりとやめる)
  3. Lovely weather for ducks.(雨ですね。)
  4. It’s raining cats and dogs.(土砂降りです。)
  5. To feel under the weather(体調が悪い)
  6. A different kettle of fish(別問題、別の事柄)
  7. Go Dutch(割り勘にする)
  8. All Greek to me.(全く分かりません。)
  9. You’ve made your bed, now lie in it.(身から出た錆、自業自得)
  10. Call it a day(終わりにする)

いかがでしたでしょうか?

ずいぶん前ですが、“Lovely weather for ducks.”という表現は、実際に雨が降っている時に、イギリス人が使っているのを聞いたことがあります。

雨が降っている時に、アヒルにとっては、良い天気なんて表現を使うなんて、天気が悪いイギリスならではの面白いフレーズですよね。

あなたも、気に入ったフレーズがあれば、ぜひ使ってみて下さいね。

関連記事はコチラ
ローマの休日の英語の名言まとめ!英語の勉強に超おすすめ
シンデレラの英語の名言まとめ!夢を叶えるセリフを紹介
塔の上のラプンツェルの英語の名言まとめ!心に響くセリフを紹介!

関連記事(一部広告を含む)