海外留学中や、帰国後に、お子さんがお世話になっている(なった)ホストファミリーに、親として感謝の気持ちを伝えたいものですよね。
また、ホストファミリーから、お子さんが元気にしているとのメールをもらった場合も、
「お礼の返事を書かないと。」
という気持ちになると思います。
とは言っても、英語が苦手な場合、どうやってメールを書けば良いか分からないですよね。
私は、留学先で13家庭ものホストファミリーにお世話になり、また大学の国際交流課で、留学担当のお仕事をしていました。
そうした経験から、ホストファミリーに喜んでもらえるメールの書き方を学ぶことができました。
今回は、親がお子さんのホームステイ先にお礼のメールを書く時の、書き方についてご紹介したいと思います。
英文は、ネイティブの英語の先生にもチェックをしてもらっているので、ご安心下さい。
ホームステイのお礼のメールを親が書く場合は?元留学担当者が紹介
それではまず、親がお子さんのホームステイ先にお礼のメールの書く場合の、件名の書き方についてご紹介しましょう。
件名
件名は、以下の3つがおすすめです。
- Thank you for being my daughter(son)’s host family.
- Thank you for your hospitality.
- Thank you for your kindness.
娘(息子)のホストファミリーになって下さってありがとうございます。
おもてなしをして頂き、ありがとうございます。
ご親切に感謝します。
“お礼の気持ちを伝えること”が目的なので、件名はThank you for〜で始めるのがおすすめです。
シンプルに“Thank you.”だけでも良いのですが、スパムメールと間違えられる可能性があるので、その点だけ注意しましょう。
それでは次に、お子さんのホームステイ先にお礼のメールを書く時の、例文をご紹介しましょう。
ホームステイ先へのお礼メールの例文
I’m Akiko YAMADA(あなたのフルネーム) 、Misaki(あなたの娘さんの名前)’s mother.
I am writing this email to thank you for your kindness to my daughter, Misaki.
Thank you so much for taking care of my daughter during her stay.
I was actually a bit nervous about her, because she had never gone abroad before.
But she told me you treated her like a real daughter.Thanks to that,she really enjoyed spending time with you.
It was a great opportunity for her to spend time in Canada,and I believe it was a life changing-experience.
I hope you’ll visit Japan someday in the near future. I would be happy to show you around my city.
Once again,thank you so much for all your help.
Kind regards,
Akiko YAMADA(あなたのフルネーム)
日本語訳:
親愛なるスミス(ホストファミリーの名字)様、
私は、美咲の母親の山田明子と申します。
私の娘の美咲へのご親切に感謝をお伝えしたく、このメールを書いています。
滞在中は、娘の面倒をみて下さり、ありがとうございました。
彼女は1度も海外に行ったことなかったので、実は少し心配をしておりました。
けれど、娘から、あなたが本当の娘のように可愛がってくれたと聞きました。そのおかげで、彼女も本当に楽しく過ごせたようです。
カナダで過ごしたことは、彼女にとって素晴らしい機会であり、人生を変えるような素晴らしい経験になったことと思います。
近いうちに、いつか日本に遊びに来てください。喜んで、私の街を案内したいと思います。
最後に、滞在中、娘の面倒をみて下さったことに改めて感謝申し上げます。
敬具
山田 明子(あなたのフルネーム)
文中で、“a life changing-experience(人生を変えるような経験)”と書きましたが、私にとっての初めてのホームステイは、まさに人生を変える経験となりました。あまりに楽しかったので、6カ国も留学することになったのですから!
親からホームステイ先にお礼メールを書く時の注意点
1.敬称を間違えない
下記の“ホストファミリーへの挨拶メールの書き方”の記事でもお話しましたが、宛名の敬称は間違えないようにしましょう。
宛名は、夫婦であれば、Dear Mr. and Mrs. 相手の名字、ホストマザーが結婚していない場合は、Dear Ms.相手の名字、と書きます。
結婚していないのにMrs.と書かれると、複雑な気持ちになりますし、かといってMissを使うと「何で独身って分かるの?」となります。
ですので、相手が女性で結婚しているかどうか分からない場合は、必ずMs.を使うようにして下さい。
2.結びの言葉を必ず書く
英文メールや手紙を書く時は、結びの言葉は必須です。
この結びの言葉の表現は多くあり、シチュエーションに合わせて、使い分ける必要があります。
下記の記事で、お子さんから、“ホストファミリーへのメールの書き方”の記事中で、結びの言葉についてご紹介しました。
親から、ホストファミリーにメールを送る場合も同じで、次の3つの結びの言葉が、おすすめです。
- Best wishes,
- Kind regards,
- Warm regards,
これらの言葉は、日本語の「敬具」や「かしこ」のような表現にあたります。
英語の手紙はEメールは、結びの言葉を添えるのが一般的なマナーですので、忘れないようにしましょう。
ちなみに私は、メールを書き始めたばかりの頃は、よく書き忘れていました^^;)
まとめ
英語が苦手なのに、お子さんのために、ホームステイ先にお礼のメールを書こうとしている姿勢は、本当に素晴らしいことだと思います。
私の母は英語が全くダメなので、ホストファミリーにお礼の手紙は書けませんでした。
が、私が留学から帰国後、ニュージーランドのホストファミリーが日本に遊びにきてくれた時に、日本食を作ってくれたり、京都を案内してくれたことを覚えています。
「一期一会だから、良い思い出を作ってもらいたい。」
と、一生懸命、ホストファミリーのおもてなしをしてくれた時は、嬉しかったですね。
ホストファミリーも、「また日本に来たい。」と、とても喜んでくれました。
ちょっと話は逸れてしまいましたが、あなたからお礼のメールがくれば、ホストファミリーもきっと嬉しいと思います。
ですので、ぜひ頑張って、お礼のメールを書いてみて下さい。
もし、私が例文で紹介をしたような内容で良ければ、コピペして使って頂いて構わないので、使ってみて下さいね。
場合によっては、従来の半額の料金で留学ができるんです。
私が留学していた頃にも、こんなのエージェントがあったら、だいぶ費用を抑えられたのに、と思います(●´ω`●)
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