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英単語を覚えたくても、なかなか覚えられずに、困っている人も多いのではないでしょうか？
ちなみに私も、学生時代はなかなか英単語が覚えられませんでした。
英単語帳を開き、片っ端からノートに書き写していくのですが、次の日にはもう忘れている始末。
それでも何度も何度も繰り返すことでなんとか覚えましたが、これからご紹介する方法を知っていれば、もっと効率的に英単語を覚えられたのではないかと思います。
今回はなかなか単語を覚えられなかった私が、英単語を覚えられるようになった方法をご紹介したいと思います。
英単語を覚えるコツは?なかなか覚えられない私が覚えた方法を紹介!
それでは早速、なかなか単語が覚えられなかった私が、英単語を比較的スムーズに覚えられるようになった方法をご紹介しましょう!
英単語を覚えるコツは?
英単語を覚えるコツは、感情と一緒に覚えると忘れないということです。
ちょっと分かりにくいので、実際に私が体験した例で説明しますね。
体験談はドイツ語での話になりますが(現在ドイツ語を勉強中なので)、英語でも同じことですので、置き換えて頂ければと思います。
それはオーストリアのザルツブルクに個人旅行をした時のことです。
荷物が多かったので、スーツケースをロッカーに預け、市内を観光していたのですが、スーツケースを預けた時の番号が書かれた紙をうっかり失くしてしまったんです。
スーツケースの中には貴重品も入っていましたし、夜も遅かったので、対応してくれる人がいるのだろうかと不安だらけの状態でした。
そして係員を探し回り、やっとの思いでロッカーを開けてもらえることになったのですが、その時に係員が、
「Beschreiben Sie den Koffer?/どんなスーツケースですか?」
と一言聞いてきました。
盗むわけではないことを念のため確認してきたのでしょう。
が、このBeschreibenという単語は、たまたま私がドイツ旅行の為に2ヶ月前から勉強をしていた、”耳が喜ぶドイツ語”という本に書かれていた単語でした。
勉強をしている時は、印象にも残らない単語でしたが、実際に聞かれたことで、
「習ったばっかりの単語が出た〜!!勉強しておいて良かった〜!!」
という安堵感と嬉しさで、”Beschreiben”という単語は絶対に忘れられない単語となりました。
そのおかげで、きちんと答えることができ、スーツケースも無事取り出せることができました。
それでは次に、この体験談から学んだ英単語を覚えるコツを2つご紹介しましょう。
体験談から学んだ英単語を覚えるコツ2つ
この体験談から学んだ、英単語を覚えるコツは2つ。
1つは先ほどお伝えした、感情と一緒に覚えることです。
もう1つのコツは、習った単語を別の場所で見る、もしくは使うことです。
例えば私の場合、”耳が喜ぶドイツ語”で1度習った単語を、海外旅行先でもう一度使ったことで、記憶に残りました。
“耳が喜ぶドイツ語”で3回繰り返して見るよりも、たった1回の海外旅行で使った時の方が、はるかに記憶に定着しました。
そうは言っても、単語帳に載ってる単語は2000個近くあるので、全部の単語を私の体験談の時のような強烈なインパクトで覚えることはできませんよね。
そういった単語を大量に覚えたい時は、まずは紙に英文を書いて覚えましょう。
それでも覚えられない単語は、単語カードに短い英文を書きこみます。
覚えたい単語だけでなく、英文で書き込むのは、英文で覚える方が記憶に残りやすいからです。
そうして掃除をする時やお風呂に入る時など、ひたすら単語カードを見て暗記します。
そうして単語を覚えつつ、洋書を読んだり、外国人と話す機会を作ることで、覚えた単語をもう一度見る、もしくは使う機会を作ります。
単語帳をひたすら覚えるだけよりも、別の場所で実際に使った方が、はるかに記憶に残ります。
「この単語、さっき単語帳で覚えたやつだ!やっぱり頻繁に出てくる英単語なんだな」
「この単語、さっき単語帳で見たぞ。何て意味だったけ?」
と思うことで、感情と一緒に覚えられるからです。
そうすることで、“見れば意味は分かるんだけど、なかなか言葉に出て来ない単語”から“使える英単語”に変わります。
そして、この作業を繰り返すことで、徐々に語彙力を増やすことができるんです。
私はこの方法のおかげでTOEICの単語を効率的に覚えることができ、念願のTOEIC840点を取得することができました。
もちろんTOEIC専用の勉強もしたので、それについても今後お話していきたいと思っています。
寝る前に暗記するのも効果的
よく言われていることですが、寝る前に英単語を暗記することも効果的です。
私は今“英語思考トレーニング”という本を使って、1日1エクササイズ、10問を毎日暗記しています。
やり方は簡単で、ただ布団の上に寝転びながら本を持って、日本語を読んで英語に訳し、最後に英文が正しかったかを確認しています。
そして次の朝、何も見ずに昨晩覚えたことを思い出そうとします。
そうすると、ここでもやはり昨晩感情があった英文だけが思い出すことができます。
例えば今朝覚えていたのは、
「I go to Kyoto every month to see my friends from high school」
「I punch my friend in the stomach every morning」
「I kick my boyfriend in the leg every night」
の3問だけ。
覚えた理由は、昨晩読んだ時に、
「へぇ、毎月京都行くんだ。いいなぁ、私も行きたい」
「毎晩彼氏の足を蹴飛ばすなんて、暴力的やなぁ」
など感情移入したものばかりです。
やはり、感情で覚えたものは忘れにくいんだなぁと、寝る前の暗記でも再認識しました。
それでは最後に、英単語を覚えるコツについてまとめておきましょう。
まとめ
なかなか覚えられない単語を覚えるコツは、
- 感情と一緒に覚える・・・英単語を使う時に、不安、嬉しい、この英文かっこいいな、この言葉は心に響く、などの感情と一緒に覚えると忘れない
- 1度習った単語を別の場所で見る、もしくは使う・・・単語を大量に覚えたい時は、単語カードに単語を書き込み、掃除をする時やお風呂に入る時など、ひたすら単語を暗記する。そうして単語を覚えつつ、洋書を読んだり、外国人と話す機会を作ることで、覚えた単語をもう一度見る、もしくは使う機会を作る。
の2つでした。
また効果的な勉強方法として、
- 寝る前に英文を暗記し、翌朝に覚えているか確認する
という方法をご紹介しました。
この方法は単語を覚えるのに効率は良いですが、それでも
- 単語カードに単語を書き写す
- スキマ時間にひたすら暗記する
- 洋書を読んだり、外国人と話をする機会をする
- 寝る前に英文を暗記して、次の日思い出す
といった地道な作業が必要です。
そんな地道な作業も楽しみながら、コツコツと単語を覚えていきましょう。必ず覚えられますよ!
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