英文法、私は大の苦手です。
日本人は英文法は得意なのに、外国人と話せず苦労している人が多いですし、英文法を極めて語学の達人になったという人は聞いたことがありません。
ですので「英語を話す事」を目標にしていた私には、そんなに重要性が見出せずにいました。
とは言っても英文法が全く分からないと、英文の構造が理解できず、英作文ができなかったり、誤訳にもつながります。
「英語を話す」ことを目標とする場合でも、基礎的な英文法は理解する必要があります。
今回は英文法が苦手な私が、楽しく英文法を身につけることができた本をご紹介したいと思います。
初心者におすすめの英文法の本はこの1冊!英会話に必要なのはこれだけ
私が英語初心者のあなたにおすすめする英文法の本はこちらです。
魔法の英文法 著者:成重 寿
書店には英文法の本も山ほどあって、良い本を見つけるのは大変でした。
この本はとても良書なのに、書店の本棚の1番下の方に置かれていて、目立たなかったのが少し残念です。
有名だから、売れているから良書というわけではないんですね。
それでは、私が魔法の英文法をおすすめする理由をお伝えしたいと思います。
おすすめの理由1:英文法の解説と例文の両方が載っている
魔法の英文法では、左ページに英文法の解説、右ページにその英文法を使った例文が載っており、とても使いやすいです。
私が書店で見た英文法の本のほとんどは、解説が重視。
確かに理解はできるのですが、いくら理解しても実践して覚えないと忘れてしまうのです。(私がそうでした)
その点、魔法の英文法は、解説も分かりやすく、例文も314本と豊富。
英文法を理解→実践で自然に暗記することができるのです。
おすすめの理由2:話すための英文法を学べる
冒頭で私は英文法が苦手とお伝えしましたが、この本の言葉でいうと、私は「試験文法が苦手」なのだと思います。
TOEICなどの試験の英文法は、応用的な英文法であったり、例外的なものが多く出題されます。
この本にも書いていますが、試験は受験者の得点をつけることが目的なので、全員が答えられる問題を出しても意味がないわけです。
魔法の英文法では、こうした応用の文法ではなく、普段英語を話す時に必要な基本の英文法を学びます。
ですので、英会話に必要な英文法を身につけることができます。
おすすめの理由3:コンパクトで持ち運びやすい
私は通勤電車でも勉強するので、毎日持ち運べる本というのはとても重宝します。
その点魔法の英文法はとてもコンパクトで持ち運びやすいので、いつでもカバンから取り出して勉強ができるので、とても気に入っています。
分厚い本だとすぐにやる気が失せてしまうので、このサイズくらいがちょうど良いと思います。
英文法の解説も例文も載っており、話す為の英文法を学べ、その上コンパクトで持ち運びやすいなんて、私にとっては理想の本です。
とは言ってもどんなに良い教材もきちんと使いこなさないと身につかないので、魔法の英文法を使ったおすすめの勉強法をご紹介したいと思います。
魔法の英文法を使ったおすすめの勉強法
この本の特徴は、短期集中型。
本の中でも説明していますが、専門家にでもならない限り、英文法は長い時間をかけて勉強する必要はありません。
魔法の英文法には60のユニットが載っているので、1日2ユニットで1ヶ月で1通りこなすことができます。
2ユニットだったら30分でできます。
私の語学勉強法は一貫して「繰り返すこと」
必ず週末には平日に習ったことを復習して下さい。
せっかく習ったことを忘れてしまって、ショックを受けるかもしれませんが、忘れて当たり前と受け止めれば気がラクですよ。
私なんて、習ったことを忘れるなんてしょっちゅうです。
それでも何度も繰り返すことで、徐々に英文法も覚えていくことができました。
英語は勉強すれば、必ず身につきますので、コツコツと日々の勉強を頑張りましょう!
まとめ
それでは、魔法の英文法をおすすめする理由と勉強方法について、まとめておきましょう。
- おすすめの理由1:英文法の解説と例文の両方が載っている・・・英文法を理解→実践で自然に暗記することができる
- おすすめの理由2:話すための英文法を学べる・・・試験に出る英文法ではなく、英語を話す為に必要な英文法を学べる
- おすすめの理由3:コンパクトで持ち運びやすい・・・いつでもカバンから取り出せ、勉強できる
ここでおすすめしている方法は、英語を話せる為に必要な英文法を学ぶことです。
私はTOEICのスコアがリスニング470点、リーディング385点と、差がとても激しいんです。
しかも文法でスコアをほとんど落としているという・・・。
そんなTOEICの文法のスコアが低ーい私が、お伝えしたかったことは、2つ。
こんな私でも英語を普通に話せ、英語を活かした仕事ができるということと、英文法の勉強も本来は楽しいことなんだよ、ということ。
前述しましたが、TOEICに出題される英文法の問題は、応用的な英文法であったり、例外的なものがほとんどです。
普段の会話で使うことはほとんどありません。
私も一時期TOEICのスコアを上げる為に、専門の参考書を買い勉強に取り組んだことがありますが、受験勉強のようでしんどかったです。
スコアを上げることに躍起になり、本来の「英語を話せるようになる」という目的からズレてしまっていたからかもしれません。
もちろん、会社でTOEIC◯◯点を取得するよう言われ、TOEICのスコアを取得することが目標の方もいると思います。
それはそれで素晴らしいことですので、ぜひ目標に向かって頑張ってほしいと思います。
私はこの本のおかげで、英文法の勉強は、楽しいことだったことを思い出しました。
英語は本来楽しいもの。
この英語の勉強方法を通して、あなたにもそう感じてもらえたら嬉しいです。
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