「英語を勉強したいけど、何から始めたら良いのか分からない」
そんな風に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
私が英語の勉強を始めたのは、高校生の頃なので、もう20年近くも前の話になります。
当時から英語は大好きだったので、リスニング力や単語力はあったのですが、話せないことが1番の悩みでした。
そうして、語学の達人と呼ばれる人の英語の勉強方法の本を読み、試行錯誤しながら、自分の勉強スタイルを確立していきました。
そのおかげで、今では外国人と対等に話せるようになり、海外旅行も個人で楽しめるようになりました。
今回はそんな私が英語をマスターした方法と、語学の達人と呼ばれる人がやっていた英語の勉強方法をご紹介したいと思います。
初心者が英語をマスターする5つの勉強方法!好きな方法で楽しく学ぼう
それでは、早速初心者の英語の勉強方法をお話しましょう!
1.本を繰り返し勉強する
文法や単語は、中学高校で一通り習っているので、参考書、文法、単語の本をそれぞれ1冊ずつ買って勉強しました。
本屋さんに行くと、たくさん本があるので色々買いたくなってしまいますが、まずは1冊だけ買いましょう。
その本を繰り返し、ボロボロになるまで勉強します。
そうして、参考書をやり終えたら、次は文法の本を1冊、単語帳を1冊勉強します。
これだけで英語の基礎力がつくので、3冊をやり終えたら、NHKラジオ講座や海外ドラマ、洋書などでどんどん語彙力を増やしていきます。
最初からNHKラジオ講座を勉強しても良いのですが、英語初心者がラジオ講座の途中で挫折した場合、後で追いつこうと思ってもついていけなくなります。
その点、本で勉強する場合は自分のペースで勉強できます。
蛍光ペンや赤ペンなどでどんどん書き込むことで、「こんなに勉強した」という自信につながります。
また、ある程度話せるようになったら、ネイティブスピーカーと話す機会を持つというのも、英語の勉強を続けるコツです。
自分の英語力の進捗具合も分かりますし、何より外国人と話すのはとても楽しいので、モチベーションが保てます。
おすすめの本やラジオ講座、海外ドラマについては今後随時ご紹介していきますね。
2.洋書の多読
私は洋書の多読が、英語をマスターする1番の近道だと思っています。
私は英語の勉強法に関する本を色々読んだのですが、英語の達人と言われる人で、洋書の多読なしに英語をマスターした人はいませんでした。
達人によっては、全然分からない洋書を最後まで読み進めるツワモノもいましたが、私は無理でした。
とは言っても、全然自分のレベルに合っていない洋書を読み進めるのは苦痛なので、以下の基準で本を選んでみて下さい。
- 自分が興味ある
- 読んでみて、内容がある程度理解できる
- 本が分厚すぎない
3の本が分厚すぎないというのは、絶対ではないのですが、私がドストエフスキーの「罪と罰」という長編を読もうとして挫折したので、念のため入れました。
もし、「私はそれでも読むわ!!」という強気なあなたなら、分厚い本でも大丈夫だと思います。
コツは、単語が分からなくても読み進めることと、声に出して読むことです。
おすすめの本や音読方法については、今後記事をアップしていきたいと思います。
3.英文を暗記する
独学で18ヶ国語をマスターしたと言われるシュリーマン。
彼の語学を身につけた方法は、
- 音読すること
- 決して訳さない
- 毎日1時間勉強する
- 興味ある対象について作文を書くこと
- 4で作成した作文を教師の指導によって訂正すること
- 前日直されたものを暗記して、次の時間に暗唱すること
というものです。
その中でも、彼の勉強法で特徴的なのが、音読して英文を丸暗記することです。
しかも同じ本を繰り返して勉強するという徹底ぶり。
この方法は、語学をマスターする為の王道だと思います。
私も挑戦しましたが、何度も暗唱した英文を次の日に忘れていると、ストレスになってしまったので、途中で止めてしまいました。
もしあなたが、暗記が得意で、多少英文を忘れても気にせずどんどん続けていけるタイプだったら、この方法が1番早く英語をマスターできると思います。
4.ディクテーション
ディクテーションは、聞こえてくる英語を一語一語書き取る勉強法です。
教材は、映画や有名人のスピーチなど何でもよいのですが、英語初心者は、短く簡単な英文を選ぶことをお勧めします。
ディクテーションのメリットは、リスニングだけでなく、スピーキング、ライティングも鍛えられるところです。
ディクテーションは、NHKのラジオ講座講師の関谷英里子さんがおすすめしていた方法で、私も早速試してみました。
教材は、映画「食べて祈って恋をして」です。
かなり集中して頑張りましたが、1つの映画を全て書き取るのに12時間くらいかかりました。
ものすごくしんどいですが、効果は絶大です。
私はこの1度でディクテーションをするのは終わってしまいましたが、根気強い人、早く英語を身につけたい人にはお勧めの方法です。
5.留学
留学は時間とお金がかかるので、万人向きではありませんが、英語をマスターするには留学するのも1つの手だと思います。
留学での1番のメリットは、英語を楽しみながら勉強でき、世界中の国の人と出会え、色々な経験ができることです。
英語の習得だけなら日本でもできますが、こうした「経験」はお金では買えないものです。
私は英語圏だと、ニュージーランド、カナダ、イギリスに語学留学をした事がありますが、それぞれの国でしかできない経験ができ、行って本当に良かったと思います。
ただ語学学校で学べる英語はたとえ上級クラスで勉強したとしても、「英語の達人」レベルにはいきません。
やはり英語の達人を目指そう思えば、洋書の多読や専門の勉強が必須です。
留学である程度英語が話せるようになっていれば、洋書を読むのも楽しいので、英語の勉強が続きやすいというメリットもあります。
留学はお金と時間に余裕のある方に向いている勉強法だと思います。
まとめ
それでは初心者の英語の勉強方法について、まとめておきましょう!
- 文法、単語、参考書を一通り勉強し、ラジオ講座や海外ドラマなどで地道に英語力をつけていく・・・それぞれ1冊の本をボロボロになるまで勉強する。基礎をつけた後、ラジオ講座や洋書などで英語力を鍛えていく
- 洋書を読む・・・理解できなくても、辞書を片手にとにかく読み進める
- 英文を暗記する・・・同じ本を繰り返し音読し、英文を暗記する
- ディクテーション・・・短く簡単な英文を聞いて、一語一語書き取っていく
- 留学・・・英語をマスターできるだけでなく、色々な経験ができる。帰国後も多読などで、楽しく勉強が続けられる
私は、1,2,5の方法で勉強しましたが、あなたに合った方法で勉強するのが1番です。
私は楽しくないと勉強が続けられないので、自分に合った英語の勉強方法を見つけるまで、本当に試行錯誤しました。
ぜひあなたも自分に合った勉強方法で、楽しく英語を勉強して下さいね!
当ブログの管理人、6カ国に留学,13カ国を旅行したKeikoについてはこちら→プロフィール