「急に仕事で英語が必要になった。」
「海外旅行に行くので、日常会話くらいは話せるようになりたい。」
「街で外国人に話しかけられた時に、慌てず対応できるようになりたい。」
など英語が話せるようになりたい理由は様々だと思います。
今回は英語学習歴20年であらゆる勉強法を試した私が、英語初心者の方が日常会話レベルで話せるようになる為に、おすすめの本をお伝えしたいと思います。
英語の初心者におすすめの本は?
下記の本は初心者の方におすすめです。
mini版 瞬間英作文ドリル 森沢洋介 出版社:アスコム
初心者が英語を身につけるのに1番良い方法は、
薄い本を1冊繰り返し繰り返し勉強するということ。
です。
ポイントは“薄い本”を選ぶことです。
分厚いと1回やり遂げるだけで達成感が出てしまって、2回、3回と繰り返し勉強する気が起こらなくなってしまうからです。
分厚い本を一冊やり遂げるより、薄い本を何度も繰り返す方が確実に記憶に残ります。
その点このmini版 瞬間英作文ドリルはとても小さい本なので、いつでもカバンから取り出せるので、繰り返しの勉強には持ってこいの本です。
通学や通勤時間、お風呂に入りながらなど、スキマ時間を使うと良いですね。
これを何度も何度も繰り返し声に出して暗記し、本のタイトル通り、日本語が聞こえた瞬間に英作文が作れるようになるまで、徹底的に覚えます。
これだけで英語の基礎力が身につきます。
アマゾンのレビューでは、音声が悪いとの意見が多かったですが、私は問題なく聞くことができました。
森沢洋介さんの本は、日本語から英作文を瞬間的に作成するトレーニング本をたくさん出されていて、このシリーズの本は本当に良いなと思います。
本を買わなくても、アスコムのホームページから音声は聞けるようですので、試してみてからご自分に合うと思われたら本も買ってみてくださいね。
日本語から英語に訳す勉強法
瞬間英作文ドリルは、日本語から英語に瞬間的に訳せるようトレーニングする本です。
一見英会話を鍛える本に見えますが、英会話の基礎だけでなく、文法の構文が身につきます。
初心者の場合、英作文を作る時に、例えば構文に動詞が含まれていなくても、
「この英文何か変」
というのに気づかないことがあるんです。
その点この本で勉強すると、英会話や文法の構文を自然に身につけられるのが魅力です。
私が英語の勉強を始めたのは高校生の頃で、もう20年近くも前のことです。
当時は、瞬間英作文のように日本語から英語に訳す勉強法はなかったと思います。
その頃と比べて英語の本は格段に増え、英語を学べるアプリなどもたくさん出ています。You Tubeで無料で英語は聴けるし、洋書はamazonで簡単に購入することができます。
20年前と比べて随分、英語の勉強がしやすい環境になったなぁと思います。
英語の本も確実に増え、動画、オンラインでの勉強など、選択肢は増えましたが、英語の勉強法は今も昔も変わっておらず、
「繰り返し勉強すること」
です。
ドイツ語もこの方法で身につけた!
少し話は逸れますが、29歳でドイツにワーホリに行った時、ドイツ語を習得しようと語学学校に通いましたが、一からの勉強だったので、授業に全くついていけませんでした。
インプットがなければ、先生が授業で何を話しているのかさえ分からないのです。
結局友達に日本語で書かれたドイツ語の本を1冊借りて、1ヶ月間部屋にこもって猛勉強しました。
そのおかげで、無事ドイツ語の授業にもついていけるようになりました。
この時、繰り返しの勉強法の大切さを改めて感じました。
こういった経験があるので、英語初心者の方がインプットがない状態で、いきなり英会話教室に通ったり、語学留学をするのはおすすめしません。(モチベーションを上げる為には良いと思いますが。)
まとめ
それでは、英語初心者の勉強法についてまとめておきましょう!
1.薄い本を1冊何度も繰り返して勉強する
2.日本語から英語に訳すことで、英語の基礎、文法の構文を身につけられる。
3.初心者がインプットもない状態で英会話教室、語学留学に行くのは時間とお金を無駄にしてしまう可能性大。
まずはインプットを増やすことに集中しましょう。
これだけの勉強で、確実に英語の基礎力はつきます。
英文の丸暗記をしてると、後々ネイティブスピーカーと話す時に、必ず暗記した例文を使える日がきます。
私もこのトレーニングをしたおかげで、簡単な英文ならスラスラと考えずに言えるようになりました。
あなたもも必ず英語を話せる日がきますので、その日を楽しみに、日々の勉強をコツコツと頑張ってくださいね。