こんにちは!これまでに6カ国に留学し、今は洋書と海外ドラマで英語を勉強しているKeikoです。
クリスマスのお菓子といえば、どんなお菓子が思いつきますか?
日本では、生クリームやチョコレートのクリスマスケーキを食べる、というイメージが強いかもしれません。
海外でも、やはりケーキを食べる所は多いのですが、日本のような美しいケーキだけでなく、ロールケーキや素朴なパンのようなケーキなど、同じケーキでも色々な種類があります。
ケーキだけでなく、クッキーやパイなど、その国ならではのお菓子がたくさんあります。
私は留学時代にホームステイをしていたので、クリスマスの時期にお菓子を食べる機会が何度もありました。
その中でも、手作りにもおすすめな世界の伝統菓子を10個ご紹介したいと思います。
クリスマスのお菓子といえば?手作りにもおすすめな世界の伝統菓子10選
それでは早速、フランスのクリスマスのお菓子から紹介しましょう!
1.ビュッシュ・ド・ノエル
ビュッシュ・ド・ノエルは、フランスのクリスマスケーキです。
フランス語で、ビュッシュは切り株、ノエルがクリスマスという意味で、その名の通り、木の切り株に見立てて作られたケーキです。
フランス人は、クリスマスディナーの後には、必ずビュッシュ・ド・ノエルを食べるそうです。
一見作り方が難しそうに見えますが、基本はロールケーキなので、スポンジのケーキよりは失敗しにくく簡単です。
調べてみると、市販のロールケーキを使っても、作れるみたいですね。
一目見ただけで、テンションの上がるかわいさなので、クリスマスプレゼントにもおすすめです。
2.シュトレン
シュトレンは、ドイツのクリスマスの焼き菓子です。
シュトレンは、小麦粉生地を発酵させたパン菓子のことで、生地には、洋酒に漬けたドライフルーツやナッツが練り込まれています。
ドイツでは、クリスマス前の4週間(アドベント)の期間、少しずつ切って食べ、その間の味の変化を楽しみながらクリスマスを待ちわびます。
私もドイツに留学をしている時、この美味しさに病みつきになり、クリスマス前の期間に毎日食べていました。
上のシュトレンの写真は、友達が送ってくれたものですが、意外に簡単に作れるのだそうです。
日本人にも大人気のお菓子なので、手作りのものを贈ると喜ばれると思います。
3.パネトーネ
パネトーネは、イタリアの伝統的な菓子パンです。
パネトーネは、“パネトーネ”という発酵種を使って作られた、ドライフルーツ入りの甘いパンのようなお菓子です。
イタリアでは、クリスマス前の4週間の間に、友達や親戚に配るために、各家庭でパネトーネを焼く習慣があります。
私はクリスマスの時期にイタリアでホームステイをしたことがあるのですが、イタリアマンマがパネトーネを焼き上げる間、甘〜い香りが漂ってきていました。
味は意外にそんなに甘くなく、優しい味わいがドライフルーツとよく合います。
日本のパネトーネは、パサパサしているものが多いので(本来は、しっとりしてるんですよ)、イタリアのものを買うか、自分で作るのがおすすめです。
4.パンドーロ
パネトーネと同じく、パンドーロもイタリアのクリスマスの伝統菓子です。
パネトーネとパンドーロの大きな違いは、パネトーネが生地にたっぷりとドライフルーツを練りこむのに対し、パンドーロはドライフルーツが入っていません。
味は、パネトーネの方がパンのようで、パンドーロの方がお菓子、という感じでしょうか。
個人的にはパンドーロの方が、ホイップクリームを添えたり、チョコレートをかけたりとアレンジがしやすいので好きです。
パンドーロとパネトーネは、イタリアの代表的なクリスマスの伝統菓子です。
5.レープクーヘン
レープクーヘンは、シナモンなどの香辛料と、蜂蜜をたっぷり使用した、ドイツのクッキーです。
ドイツの地方によって味は違うようですが、私が食べていたのは、蜂蜜とシナモン味でした。
私はドイツ人の友人の家で、このレープクーヘンを一緒に作って食べたことがあるのですが、焼きたてのレープクーヘンは格別な美味しさでした。
ドイツでは、レープクーヘンは、クリスマスに欠かせないお菓子で、クリスマスマーケットでも、あちこちのお店で売っています。
クリスマスツリーの飾りとしてつけても、お洒落ですよ。
それでは続いて、イギリスのクリスマスの伝統菓子をご紹介しましょう!
6.クリスマスプディング
クリスマスプディングは、イギリスのクリスマスの伝統菓子です。
クリスマスプディングは、小麦粉に卵、砂糖、ドライフルーツ、ブランデーなどを合わせて蒸し焼きにしたケーキのことです。
イギリス人はクリスマスディナーの後に、必ずこのクリスマスプディングか、次にご紹介するミンスパイを食べます。
私もイギリスのホームステイ先で食べたことがあるのですが、温かいクリスマスプディングにカスタードソースをかけて食べると、たまらなく美味しいんです^^
生地にブランデーの風味がしっかり染み込んでいて、まさに大人の味。
クリスマスプディングは、洋酒好きの方におすすめのお菓子です。
7.ミンスパイ
先ほどのクリスマスプディングの時に、ちらっとご紹介したミンスパイ。
ミンスパイは、ドライ・フルーツやナッツにシナモンなどのスパイスを効かせたフィリングが入った、小さなパイのことです。
こちらもイギリスの伝統菓子で、クリスマスには欠かせないものです。
ハリーポッターのハリーも、映画の中でミンスパイを食べていました^^
かなり甘いので、甘党の人におすすめです。
ハリーポッターに出てくるミンスパイの動画はこちら↓
8.クグロフ
クグロフは、オーストリアのクリスマスに欠かせない焼き菓子です。
クグロフは、ブリオッシュのような生地に、レーズンやドライフルーツを入れて焼き上げた王冠のような形をしたお菓子です。
オーストリアだけでなく、ドイツ、スイス、フランスのアルザス地方などでも、クリスマスの時期に食べられているのだそうです。
オーストリアでも最も人気のケーキの1つとして知られており、あのマリー・アントワネットの大好物だったのだとか。
見た目もお洒落なので、クリスマスプレゼントにも最適だと思います。
9.ブレデル
ブレデルは、フランスのアルザス地方でクリスマスの時期に食べられているクッキーです。
ブレデルは家庭によって味が違い、バター風味のシンプルなものから、シナモンなどのスパイスの効いた味、アーモンド味など、様々なものがあるそうです。
クッキーの形も、流れ星やハートや、もみの木など様々で、表面にはアイシングで絵を描くことも。
好みの型を選んだり、アイシングで絵を描くのも楽しいので、手作りがおすすめです。
10.ジンジャークッキー
ジンジャークッキーは、ヨーロッパやアメリカで、クリスマスの時期に食べられている伝統的なお菓子です。
ジンジャークッキーは、生姜の他に、シナモンやカルダモンなど好みのスパイスを入れ、蜂蜜で甘みをつけて焼き上げます。
味は、蜂蜜の甘みとスパイスがマッチして、癖になる美味しさ♪
形は、クリスマスツリー、星、天使、家、サンタクロースなど様々。
人の形をしたジンジャークッキーは、“ジンジャーブレッドマン”と言います。
見た目もとてもかわいいので、クリスマスツリーの飾りとしても、おすすすめですよ。
飾る時は、後でちゃんと食べられるように、ラップしておくことをおすすめします^^
ドイツのクリスマスのお菓子についてもまとめていますので、興味のある方はこちらの記事もどうぞ↓
それでは最後に、世界のクリスマスの伝統菓子について、まとめておきましょう!
まとめ
世界のクリスマス伝統菓子10選
- ビュッシュ・ド・ノエル
- シュトレン
- パネトーネ
- パンドーロ
- レープクーヘン
- クリスマスプディング
- ミンスパイ
- クグロフ
- ブレデル
- ジンジャークッキー
いかがでしたでしょうか?
世界各国色々な種類のお菓子があり、見ているだけでも楽しいですよね。
それぞれのお菓子を、目的に合わせて作って食べるのもおすすめです。
例えば、クリスマスの前の時期からゆっくり時間をかけて食べたい場合は、長期保存が可能なシュトレンやパネトーネ。
クリスマスディナーの後には、ビュッシュ・ド・ノエルやクリスマスプディング。
パーティーなどの賑やかな場では、ミンスパイやジンジャークッキーなど。
今年はどんなクリスマスのお菓子を作ろうか迷った時は、ぜひ参考にしてみて下さいね。
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keikoさん、こんにちは
いや〜、スイーツ男子な私の心を動かすなんてセコイ(笑)
機能的価値が説得力バリバリ!
プラスアルファ、体験コメントで共感しちゃいますd( ̄  ̄)キリッ
これからもありのまま目線なコンテンツお願いします◎
返信は不要です。
岸田