Inspirational Nature Pictures by Miyuki Miura
こんにちは!これまでに6カ国に留学し、今は洋書と海外ドラマで英語を勉強しているKeikoです。

ホームステイは、当たりはずれがある、とよく言われてますよね。

そう言われると、これから留学をしようと思っている人は、

「ホームステイ先がはずれたらどうしよう。」

と、不安に感じてしまいますよね。

特に、留学が初めての人は、未知の国に行くだけでも不安なのに、ホームステイ先まで悪かったら・・・と、どんどん不安のスパイラルに陥ってしまうと思います。

私は、今までに6カ国、14以上ものホストファミリーにお世話になった経験があります。

また大学の国際交流課で、学生の留学担当をしていたので、150人以上もの学生の留学体験を聞くことができました。

今回は、大学で留学担当をしていた私が、ホームステイの当たりはずれについて、お話したいと思います。




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ホームステイは当たりはずれがある?

結論から言うと、

ホームステイの当たりはずれは、大いにあります。

ある学生の家庭は、プール付きの豪邸で、食事はホストマザーの豪華な手作り料理、週末は家族一緒に必ず出かけ、海水浴やバーベキューなど、楽しいイベントが盛りだくさん。

別の学生は、食事は冷凍食品を使った質素な料理、週末は家族みんなが出かけていて、誰もおらずほったらかし。

こんな違いは、普通にあります。

ですので、語学研修の事前の説明会でも、ホームステイ先の当たりはずれがあることは、必ず伝えています。

また初めて留学をする学生に多いのが、

“イギリスに留学したのに、インド系のホストファミリーだった”

“アメリカ人だと思っていたら、フィリピン系の家庭だった”

と言う、人種の違いへの戸惑いです。

海外では、違う人種同士の人が、一緒に暮らしている国が多くあります。

こうした人種が違う人同士が暮らしているのですから、ホストファミリーも人種が違うことも、よくあります。

私も、イギリスで6つのホストファミリーにお世話になりましたが、見た目だけで判断すると、いわゆる一般的に“イギリス人”だと思われる家庭は、1つだけでした。

それ以外は、マレーシアやフィリピン、アフリカ系など、様々な人種の人々でした。

けれども、ホームステイの目的の1つは、異文化交流なので、そうした異なった背景を持つ家庭に滞在するということも、とても大切だと思うのです。

笑顔

私は、それも含めて、その国の文化を感じることだと思っています。ですので、あなたがもしホームステイをした家庭が、その国の人と違う人種であっても、それも含めてホームステイなんだ、と思ってみて下さいね。

ところで、私は今までに、6カ国、14以上ものホストファミリーにお世話になりました。(我ながら、すごい数だと思います^^;)

具体的には、

  • イギリス 6つ
  • カナダ 2つ
  • ドイツ 3つ
  • ニュージーランド 1つ
  • イタリア 1つ
  • オランダ 1つ

です。

このうち、ホームステイ先がはずれたのは、

  • イギリス 2つ
  • イタリア 1つ

の3つです。

困り顔

具体的には、コチラの記事にも書いていますが、イギリスのホームステイについては、はずれたどころではない、最悪の経験をしました。

その内容としては・・・

パキスタン系女性のホストファミリー

  • 英語は訛りが酷くて、何を言っているのかわからない。
  • 食事は、まずい。
  • 夜中に隣の部屋から毎日念仏のような声が聞こえてきて、眠れない。

日本人女性妻とイギリス人夫のホストファミリー

  • 実際は奥さんとは別居中で、夫の所に滞在することになった。
  • その夫は、傷害事件を起こして、仮釈放中だった。
  • 理不尽な理由で、家を追い出された。

といったもののです。

今思い出しても、本当に酷かったですね^^;)

この時は、自分が悪いから上手くいかないのか、と自分のことを責めていましたが、今思うと原因は別のところにありました。

次に、私がここまで酷いホストファミリーに当たってしまった原因について、お話しましょう。

ホストファミリーがはずれたしまった原因は?

先ほども言いましたが、私は14のホームステイにお世話になり、そのうち3つのホームステイ先が、はずれました。

その原因は、格安の語学学校を申し込んだ、または自分で探したホストファミリーだったから、だと思います。

留学エージェントを通した、もしくは料金が高く有名な語学学校が手配してくれたホームステイ先は、どれもとても楽しかったです。

何よりの強みは、もしトラブルに合っても、そういった所はサポートが充実しているので、すぐに対応してくれることです。

確かに、ネットの掲示板で見つけて、良いホストファミリーに出会えることもあります。

私がお世話になったオランダのホストファミリーは、ネットで知り合いましたが、優しくて親切でした。

また、学生の中にも、hostfamily.comというサイトで、良いホストファミリーを見つけた人もいます。

ですが、やはりネットでホストファミリーを見つけるのは、リスクを伴います。

万が一、酷いホストファミリーに当たった場合、逃げ場がなくなるんです。

これ、本当に悲惨ですよ・・・。

追い詰められて、ストレスで勉強どころでなくなり、毎日家にいるのが、嫌で嫌で仕方なくなります。

困り顔

私は本当に苦労をしたので、これから留学を考えているあなたには、こんな思いはしてほしくないと、強く思うのです。

そこで、14以上ものホームステイを経験したからこそ分かる、良いホームステイ先に当たる確率が高くなる5つの方法をお伝えしましょう。
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良いホームステイ先を見つける方法5選

1.留学エージェントを利用して、語学学校を手配する

私は、ニュージーランドとカナダのホームステイは、留学エージェントを利用したのですが、どのホームステイ先も抜群に優しくて親切でした。

週末は色々な所に遊びに連れてってくれ、英語の勉強を手伝ってくれるとう、まさに理想とするホームステイ先でした。

私は、WISH(ウィッシュ)という留学エージェントを利用したのですが、現地でのサポートも手厚かったですね。

WISHは、語学学校が管理しているホストファミリーではなく、自社で管理しているホストファミリーを手配しているようですね。

留学先で、私以外にも同じ留学エージェントを利用している学生にも出会いましたが、みんなホームステイ先は当たりのようでした。

ただ、大学の語学研修プログラムなどの、大人数が利用するプログラムに参加する場合、たとえ留学エージェントを利用しても、ホストファミリーがはずれてしまうことはあります。

語学学校も最大限の努力はしてくれていますが、人数が多いと、全員を良いホストファミリーに手配するのは、どうしても難しくなってしまうようです。

とは言っても、私のようにホームステイ先から追い出されるようなことはないと思いますので、その点はご安心下さい(笑)

2.質の良い語学学校を手配する

留学エージェントは、何かあると相談にも乗ってもらえるし、とても便利なのですが、やはり手数料が高いのがネックです。

ですので、私は留学に慣れてきたら、留学エージェントを通さず、自分で直接語学学校に連絡して、ホームステイも手配をしました。

ここで重要なのが、授業料が高く、質の良い語学学校を選ぶことです。

私の経験上、やはり質の良い語学学校は、ホームステイ先も良い所が多いです。

私がイギリスではずれのホストファミリーに出会ったのも、格安の語学学校が手配した所でした。

イギリスに長く滞在したかったので、費用を抑えようと、料金が安い語学学校を選んだのです。

が、これが失敗でした。

こうした経験があるので、ある程度料金の高い、質の良い語学学校を選ぶことをおすすめします。

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あなたがある程度英語が話せ、留学にも慣れてきたら、留学エージェントがおすすめしている語学学校に、直接自分で申し込むというのも良いかと思います。

3.夏よりも、冬に留学をする

英語圏の留学の場合、夏休みの期間は留学生が殺到します。

私は夏にイギリスに留学をしていた頃、語学学校は近隣諸国の高校生の団体で溢れかえっていました。

語学学校は、それだけの人数のホームステイ先を手配するのですから、全ての人に良いホストファミリーを割り当てるのは難しくなってしまいます。

私も、イギリスでホストファミリーが外れてしまった時、語学学校にホストを変えてもらえないか相談しましたが、

「夏だから、どこもいっぱいで、空いている所がない。」

と断られました。

また、大学の語学研修プログラムでも、夏に語学研修に参加した学生からは、ホストファミリーに関するクレームが少しありましたが、冬は全くなかったです。

留学する人数が、冬の方が圧倒的に少ないので、ホストファミリーも良い所に割り当てられる確率が高くなると思います。

4.都会よりも、田舎の語学学校を選ぶ

これはどこの国もそうだと思いますが、やはり都会よりも田舎の方が人が優しいです。

ロンドンや、ニューヨークなどの大都市は、ビジネスでホストファミリーをしている家庭も多いので、ビジネスライクな所があるのも事実です。

私は、都会、田舎の両方でホームステイを経験しましたが、やはり田舎の方が圧倒的に人が優しかったです。

時間に余裕があるので、話し相手にもなってくれましたし、精神的に豊かに暮らしている人が多かったですね。

カナダのプリンス・エドワード島なんて、ホストファミリーだけでなく、出会う人出会う人みんな優しかったです。

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カナダのホームステイ体験談については、コチラ→カナダのホームステイ体験談!短期で行くならココがおすすめ!

どうしても優しいホストファミリーに出会いたいという人は、留学エージェントに田舎でのホームステイ先を手配してもう、というのが最強の方法ですよ。

5.教師宅ホームステイを選ぶ

元教師や現役教師の家でホームステイができるという、英語を勉強したい人に最適な環境の教師宅ホームステイ。

語学学校に通わず、家でホストファミリーに英語を教えてもらえるので、グループでの勉強が苦手な人にもおすすめです。

私は、留学先で知り合った友達が、教師宅ホームステイをしており、1度遊びに行かせてもらったことがあります。

ホストマザーは、私と友達が英語を間違うと、毎回指摘してくれるので、正しい英語を話したい人にとっては、ぴったりの環境だと思いました。

ただ、教師宅ホームステイは、料金が高いんですよね。

それと、語学学校にも通わないので、現地で他の学生と知り合ったり、アクティビティーに参加したりという経験ができません。

教師宅ホームステイは、マンツーマンでしっかり英語を勉強したいという人に、向いていると思います。

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これらの方法を使えば、良いホストファミリーに当たる確率は高くなります。ぜひご自分に合った方法で、ぴったりのホームステイ先を見つけて下さいね。

それでは最後に、今回のお話をまとめておきましょう。

まとめ

ホームステイ先は、人によって、当たりはずれがあります。

できるだけ良いホストファミリーに出会う為には、以下の5点を知っておきましょう!

  1. 留学エージェントを利用して、語学学校を手配する
  2. 質の良い語学学校を手配する
  3. 夏よりも、冬に留学をする
  4. 都会よりも、田舎の語学学校を選ぶ
  5. 教師宅ホームステイを選ぶ

ホストファミリーとの出会いは、留学生活を左右すると言っても過言でないほど、影響があります。

私も、素晴らしいホストファミリーとの出会いが、人生を変えてくれたと思っています。

楽しい留学をするためにも、必ず安全な方法で留学先を見つけましょう。

私が留学をしていた頃は、留学エージェントに手数料を支払って、語学学校を斡旋してもらっていましたが、今はスマ留を使うと、紹介手数料が無料で斡旋してもらえます。

場合によっては、従来の半額の料金で留学ができるんです。

私が留学していた頃にも、こんなのエージェントがあったら、だいぶ費用を抑えられたのに、と思います(●´ω`●)

無料でカウンセリングも受けられるので、興味がある方は、スマ留公式ホームページをのぞいてみて下さいね。

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