海外留学から帰国後、ホストファミリーにお礼のメールを書きたいけれど、まだまだ英語を書くのが難しいという方も多いのではないでしょうか?
私は、6カ国に留学し、13家庭ものホストファミリーにお世話になった経験があるのですが、英語が話せなかった頃は、お礼メールを書くのも一苦労でした。
そんな私も、帰国後は英語を使った様々な職業につき、最終的に、大学の国際交流課で留学担当をすることに。
そのおかげで、学生が留学でどういったことを経験し、ホストファミリーのどんな所に感謝をしているのかを知ることができました。
今回はその経験も踏まえて、ホストファミリーに喜んでもらえるお礼メールの書き方をご紹介したいと思います。
英文は、ネイティブの英語の先生にもチェックをしてもらっているので、ご安心下さい♪
ホストファミリーへのお礼のメールの書き方と注意点
それでは早速、ホストファミリーへのお礼のメールの書き方について、まずは件名からお話しましょう。
件名
件名は、以下の3つがおすすめです。
- Hello from Japan!
- Thank you for being my host family.
- Thank you for your hospitality.
(日本からこんにちは!)
(私のホストファミリーになって下さって、ありがとうございます。)
(おもてなしをして頂き、ありがとうございます。)
ネイティブは、件名に“Hello”や“Thanks”などをよく使うのですが、これだとスパムメールと間違われる可能性があります。
というのも、私も1度、ホットメールから、Hello!という件名でメールを送ったことがあるのですが、名前が漢字で表記された為、相手が読めず、スパムメールと間違われたことがあります^^;)
何度かメールのやり取りをしているなら、相手も誰からのメールか分かると思いますが、最初のうちは、用件が分かりやすい件名で送るようにしましょう。
それでは次に、ホストファミリーのお礼メールの例文を、ご紹介しましょう!
ホストファミリーへのお礼メールの例文
This is Misaki(あなたの名前).How are you?
I’ve arrived back in Japan last week.
First of all, I would like to say thank you for everything during my stay.
I really had a great time with you.
I can still remember when I first met you. I couldn’t speak English very well,but you tried to talk to me slowly in simple English to help me understand you.
It was very kind of you.
I enjoyed shopping, cooking,and watching TV with you. You always explained things to me so that I could improve my English skills.
Thanks to you I can speak English a little better.
And you are good at cooking, and I always enjoyed your dinner.
I’ll never forget the great time I had with you in Canada.
I hope to visit you again in the near future.
Kind regards,
Misaki
日本語訳
メアリーとデビッド(ホストファミリーの名前)へ
お元気ですか?
私は先週日本に戻りました。
滞在中は大変お世話になりました。(直訳:最初に、滞在中に色々お世話になったことのお礼を言いたいと思います。)
あなた達と一緒に過ごした時間は、本当に楽しかったです。
初めて、あなた達に会った日を今でも覚えています。私は英語がほとんど話せなかったのですが、あなた達は、私が分かるように、いつもゆっくり簡単な英語で話しかけてくれました。
とても優しい方だな、と感じました。
一緒に買い物に行ったり、お料理をしたり、テレビを見て、楽しかったです。私の英語力が上がるようにと、いつも色々と説明をしてくれましたね。
そのおかげで、英語が少し話せるようになりました。
そして、お料理も上手なので、いつも夕食を楽しんでいました。
カナダであなた達と過ごした素晴らしい時間を、決して忘れません。
近い将来に、またあなたに会いに行きたいと思います。
敬具
美咲(あなたの名前)
それでは続いて、ホストファミリーにお礼のメールを書く時の注意点を2つ、お話ししましょう!
ホストファミリーにお礼メールを書く時の注意点
1.宛名を書く時は、DearよりHiで
ホストファミリーへの挨拶メールを書く時の宛名は、Dear+ホストファミリーの名字ですが、お礼のメールでは、Hi+ホストファミリーの(名字ではなく)名前と書くのがおすすめです。
挨拶メールは初めてコンタクトを取るので、フォーマルな表現のDearを使う必要があります。
一方、お礼メールでは、すでにホストファミリーと会い、親しくなっていることと思いますので、親しい間柄同士で使う、Hiの方がよく使われます。
もちろん、Dearを使っても間違いでは全くないのですが、ホストファミリーによっては、よそよそしく感じる人もいるようですよ。
2.結びの言葉を必ず書く
英文メールや手紙を書く時は、結びの言葉は必須です。
この結びの言葉の表現は多くあり、シチュエーションに合わせて、使い分ける必要があります。
ホストファミリーへの挨拶メールでは、フォーマルなSincerelyを使いました。
詳しくはこちら↓
が、お礼メールの場合は、親しい間柄で使う以下の3つの結びの言葉をおすすめします。
- Best wishes,
- Kind regards,
- Warm regards,
これらの言葉は、日本語の「敬具」や「かしこ」のような表現にあたります。
とても親しくなった場合や、何度もメールのやり取りをして慣れてくれば、
- A lot of love,
- Take care,
- Have a nice day,
など、色々なバリエーションを使うのもいいですよ。
シチュエーションによって、使い分けてみて下さいね。
お子さんのために、ホストファミリーにお礼のメールを書きたい場合は、こちらの記事もどうぞ。
まとめ
英語が苦手だと、お礼のメールを書くのにも一苦労ですよね。
私も、初めてホームステイをしたホストファミリーに、お礼のメールを送った時は、文法的にもめちゃくちゃな内容のものを送ったと思います^^;)
それでも、ホストファミリーは丁寧に返事をしてくれ、とても嬉しかったことを覚えいてます。
英語が苦手でも、ぜひ気持ちを込めて、お世話になったホストファミリーにお礼のメールを書いて見てください。
きっと、ホストファミリーもすごく喜んでくれますよ!
場合によっては、従来の半額の料金で留学ができるんです。
私が留学していた頃にも、こんなのエージェントがあったら、だいぶ費用を抑えられたのに、と思います(●´ω`●)
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