Inspirational Nature Pictures by Miyuki Miura
留学生に人気の国、カナダ。
カナダは、治安が良く、物価が比較的安く、人も親切なのでとても住みやすい所です。
またちょっと足を伸ばせば大自然が広がっているので、週末に観光ができるのも、人気の理由の1つのようです。
私は以前大学の国際交流課で留学相談の窓口を担当していたのですが、英語圏に留学したいけれど、特に行きたい国が決まっていない学生には、カナダをおすすめしていました。
私自身学生の頃に、カナダにホームステイをしてとても楽しかったですし、実際にカナダに住んでいた友人や知人からもとても評判が良かったからです。
そうはいってもカナダは広いのでバンクーバー、トロントなどどこの都市が良いのか迷いますよね?
今回は私のカナダのホームステイ体験談をもとに、短期でのおすすめの留学先をお伝えしたいと思います。
カナダのホームステイ体験談!短期で行くならココがおすすめ!
それでは、早速私がホームステイをしていた所をご紹介しましょう!
カナダの短期ホームスステイならココがおすすめ!
私がカナダに1ヶ月間ホームステイをしていた所は、カナダのプリンスエドワード島です。
赤毛のアンを読んだことのある方でしたら、聞いたことのある場所ではないでしょうか?
プリンスエドワード島は、カナダ東海岸にある小さな島です。
プリンスエドワード島にあるシャーロットタウン空港までは、トロント国際空港から国内線で約2時間かかります。
交通は不便なのですが、それでも行く価値があるほど、美しい島です。
そんな美しい島で、私は2週間ずつホームステイとファームステイを経験しました。(合計4週間)
カナダのプリンスエドワード島のホームステイが、どんな感じなのか、早速体験談をお伝えしましょう!
カナダ・プリンスエドワード島のホームステイ体験談!
私がお世話になったのは、カナダ人の6人家族のご家庭です。
シャーロット空港に着くと、留学エージェントのスタッフとホストマザーが出迎えてくれました。
そしてそのまま車に乗って、家まで連れて行ってもらうことに。
そこからは、毎日英語漬けの日々が始まります。
こちらの家庭では、0歳、3歳、7歳、12歳のお子さんがおり、ホストマザーは赤ちゃんのお世話をするのに、育児休暇中とのことでした。
私が英語を勉強したい気持ちを汲み取ってくれ、食事を作る時や、買い物に連れて行ってくれる時も、ずっと英語で話しかけてくれました。
当時あまり英語は話せませんでしたが、留学前にホームステイで使われそうな英語だけを集中して勉強したので、会話に困る事はありませんでした。
何より私の英語の勉強相手になってくれたのが、子供達です。
最初は恥ずかしがってなかなか話してくれなかったのですが、数日経つとすっかり仲良くなりました。
そうして、2週間英語漬けの日々を送ったので、語学学校に通うよりもずっと英語の勉強ができたと思います。
ホームステイの食事
朝食は、何種類かのシリアルにミルク、それに希望すればパンもつけてくれます。
あとはイチゴやブルーベリーなどのヨーグルトもつけてくれました。
ご飯に味噌汁、焼き魚などの典型的な和食を食べていた私にはちょっと辛いメニューです。
が、外国の朝食はほとんどシリアルなので、郷に入れば郷に従えで、普通に食べていました。
昼食はフライドポテト、揚げたお魚など揚げ物が多かったです。
プリンスエドワード島は、ジャガイモの生産量がカナダ全体の3割を占めているだけあり、料理には必ずポテト料理の付け合わせがありました。
昼食はよく外に食べに行っていたのですが、私は“COWS”のアイスクリームにハマってしまい、ご飯も食べずにアイスクリームばかり食べていました。
いや、これ本当に美味しいんです。
それまでハーゲンダッツのアイスが1番と思っていましたが、COWSはハーゲンダッツを超えていました。
私のようにお昼抜いてまでアイスを食べるのは問題ですが、あなたもプリンスエドワード島にきたら、ぜひCOWSのアイスクリームを食べてみて下さいね。
話は戻って夕食ですね。
夕食のメイン料理は、チキンやポーク、ビーフを焼いたものや、シーフード料理でした。
シーフード料理は蒸したムール貝やロブスター(1回だけでしたけど)など、プリンスエドワード島ならではの料理も楽しめました。
付け合わせはもちろんポテト料理。
どのお料理もとても美味しかったです。
この料理にデザートとして、アイスクリームやアップルパイを食べていたのですから、太らないはずがありません。
帰国後5キロ太ってしまいましたが、美味しいものをたくさん食べられたので大満足でした。
そうはいっても、ホームステイといえば、気になるのはトラブルですよね?
次にホームステイの注意点をお伝えしたいと思います。
ホームステイの注意点
私は今まで10以上の家庭でホームステイを経験し、その国の文化に合わせて気をつけてきましたが、プリンスエドワード島についてはほとんど何も言われませんでした。
門限なんかも、夜に出かけても何もないので、出かけようとも思わないんですよね。
オーストラリアのように水の使いすぎで咎められることもないですし、洗濯も頼めばいつでもしてくれました。
かといってもちろん節度を守る必要はありますが、今まで滞在した国よりもずっと穏やかでのんびりしていました。
注意点をしいていうなら、自分から積極的に話しかけることでしょうか。
どこの国でもそうですが、部屋に閉じこもって何も話さないというのは、ホストファミリーによっては嫌がられることがあります。
英語が話せなくても、英語の辞書を持ちながらでも良いので、一生懸命話しかけて下さい。
相手も必ずその気持ちに応えてくれると思います。
それでは次に、カナダのプリンスエドワード島でホームステイをおすすめする理由をお話しましょう!
プリンスエドワード島のホームステイをおすすめする3つの理由
1.人が親切
私は今までに10以上の家庭でホームステイを経験しましたが、プリンスエドワード島で出会ったホストファミリーは、その中で1,2位を争うくらいとても親切で優しかったです。
毎日色々な所に連れて行ってくれ、たくさん英語で話しかけてくれ、困ったことがあればすぐに助けてくれました。
このホストファミリーだけでなく、島全体の人が優しいんですよね。
歩いていると笑顔で挨拶をしてくれ、エレベーターでもずっとドアを持ったまま待ってくれる、優しい国民性が感じられました。
ホームステイは当たり外れがあると聞きますが、おそらくプリンスエドワード島では外れることはないんじゃないかと思うくらい、親切な人が多いと思います。
2.治安が良い
私が留学先を決める判断になるのが、治安が良いかどうかということです。
プリンスエドワード島は夜中に女性1人で歩いても大丈夫なくらい、治安の良い所でした。(実際歩いていませんが)
当時、現地在住の日本人の高校生と知り合いになれたのですが、彼女曰く、プリンスエドワード島は日本よりも治安が良いとのことです。
3.英語力が飛躍的に伸びる
2週間のホームステイ、2週間のファームステイとたった1ヶ月のホームステイでしたが、ホストファミリーのおかげで飛躍的に英語力が伸びました。
というのもホストファミリーがとても親切で、毎日つきっきりで英語を教えてくれたからです。
都会ではビジネスライクなホストファミリーも多いので、田舎町ならではの特権でしょうか。
プリンスエドワード島で語学学校を申し込まなかったのは、語学学校に通うと必ず日本人に出会って日本語を話してしまうと思ったからです。
そのおかげで4週間みっちり英語漬けの日々が送れたので、ホームステイだけにして本当に良かったと思います。
少し話は変わりますが、プリンスエドワード島で、短期のホームステイをおすすめしている理由は、田舎なので長く滞在したら飽きてしまうのではないかと思ったからです。
個人的には長期でしたら、バンクーバーやトロントの方がおすすめです。
なぜなら観光するところも多いですし、ワーホリの場合、求人も圧倒的に多いと思います。
それでは最後にカナダのプリンスエドワード島をおすすめする理由を体験談を交えて、まとめておきましょう!
まとめ
カナダの短期でホームステイするのにおすすめの場所:
- プリンスエドワード島
ホームステイの食事:
- 朝:シリアル
- 昼食:フライドポテトやシーフードの揚げ物など
- 夕食;チキンやポーク、ビーフを焼いたもの、シーフード料理、付け合わせにポテト
ホームステイの注意点:
- 洗濯やシャワーなどは節度を守っていれば、問題ない
- 自分から積極的に話しかける
プリンスエドワード島のホームステイのおすすめの理由3つ:
- 人が親切・・・ホストファミリーだけでなく、島全体の人が優しい
- 治安が良い・・・現地在住の日本人曰く、日本より治安が良いとのこと
- 英語力が飛躍的に伸びる・・・ホストファミリーがつきっきりで英語を教えてくれる
ホームステイはたった2週間でしたが(残り2週間はファームステイ)、本当に楽しかったです。
これからカナダへ留学を考えているなら、ぜひ参考にしてみて下さいね!
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