こんにちは!これまでに6カ国に留学し、今は洋書と海外ドラマで英語を勉強しているKeikoです。
一般的にフランス人は性格が悪いと言われていますが、あなたはどのように感じていますか?
フランス人は日本人と比べると、個性豊かですが、やはりステレオタイプというのは存在します。
私自身パリへ旅行に行って、フランス人にとても冷たくあしらわれ、フランスが大嫌いだった時期があります。
けれども、その後大学の職員として働いていた頃に、たくさんのフランス人学生に出会い、なぜ彼らが性格が悪いと思われてしまうのか、直接意見を聞くことができました。
今回は、大学の職員としてたくさんのフランス人学生に出会ってきた私が、フランス人が性格が悪いと言われる5つの理由について、お話したいと思います。
フランス人が性格が悪いと言われる理由5つ!私が直接聞いた意見はコレ!
1.文句が多い
「フランス人は文句が多いということで有名」
だと、私はフランス人から直接教えてもらいました。
私は、フランス人学生数人と一緒に、何度かご飯を食べたことがあるのですが、
「抹茶は不味い。抹茶ソフトなんて最悪。」
「京都に行ってきたけど、人が多すぎて楽しくなかった」
など文句ばかり言っていました。
特に食事に感しては、こだわりが強く、食べているメニューが美味しくないと、「これ美味しくない」とはっきり言っていました。
私が、日本人は食事の文句はあまり言わないと、彼に伝えると、
と冗談めかして言っていました。
「本当なのかな?」
と思い、早速ネットで検索をしてみると、「フランス人はよく文句を言う」と思う人が93%にも上るとの記事を発見しました。
自分自身で文句言いだと認めるフランス人も、37%もいるのだとか。
文句ばかりを言っていたら、性格が悪いと思われていても仕方がないかもしれませんね。
2.傲慢
フランス人が傲慢な人が多い、というのは世界でもよく知られていることです。
この傲慢さは、彼らの文化の1つとも捉えられています。ただ、
「フランス人は英語が話せるけれど、話さない。なぜなら、フランス語にプライドを持っているから」
というのは、昔の話のようで、今は、英語を話そうとしてくれるけれど、英語が苦手な人が多いという印象です。
ではなぜ、傲慢かと言われると、
です。
これは、日本に対してというより、フランス以外の国全てに対して、その傾向があると思います。
私自身、イギリスに語学留学をした時に、クラスメートにフランス人が何人かいたのですが、フランス人だけは仲良くなりづらかったです。
こちらが話しかけても、見下されたような態度を取られ、話す気が失せてしまったことを覚えています。
ですので、現地でスペイン人やドイツ人、イタリア人などたくさんのお友達ができましたが、フランス人だけは仲良くなれませんでした。
日本に留学をしているフランス人の中でも、その傲慢さが嫌で、尊敬の文化を学ぶ為に、日本に来たという学生にも何人か出会いました。
フランス人が言っているのですから、実際傲慢な人は多いのだと思います。
3.皮肉屋
「フランス人は皮肉屋が多い。」
というのも、フランス人から教えてもらいました。
私も大阪出身なので、笑いは大好きなのですが、大阪の笑いとはまた違う独特な感じなのです。
人の揚げ足を取って笑う、という感じでしょうか。
ずーっと皮肉った笑いで、フランス人同士は盛り上がっていましたが、私はついていけず。。。
具体的にどんなだったかは覚えていないのですが、からかったり、揚げ足を取った笑いが多かったです。
これは聞いていて、私が「性格悪いな」と思ってしまった瞬間です。(笑)
それでは次に、フランス人が性格が悪いと思われる、最大の理由についてお話しましょう!
4.パリの人が冷たい
フランス人が性格が悪いと言われる最大の理由は、パリの人が冷たい人が多いことでしょう。
詳しくはコチラ→ドイツ語とフランス語どっちを学ぶべき?両方勉強した私が考えてみた
上記の記事でも書いたのですが、私はパリのシャルル・ド・ゴール空港に着いた時に、スーツケースが壊れてしまったことがあります。
スーツケースが開いたまま出かけられないし、困り果てていました。
そして、その時に3人のフランス人に助けを求めたものの、誰も助けてくれず、それどころか、エールフランスの職員には
「私に何をしろっていうのよ!」
と怒られる始末。
当時はパリに憧れて旅行をしたものの、この経験からすっかりフランスが嫌いになってしまいました。
ところが、それから10年あまり経ち、大学職員として働き始め、たくさんのフランス人学生の留学のお世話をすることになりました。
フランス人が多く来ると知った私は、
「きっと傲慢な態度を取られるんだろうなぁ。」
と自分と10歳以上も離れた学生にもかかわらず、怯えまくっていました。
そうして、次第に打ち解け、私がパリで経験したことを彼らに話すと、ほとんどの学生が口を揃えて、
「フランス人達の間でも、パリの人は冷たいと言われている。なので、私達は、“パリのフランス人”と“パリ以外のフランス人”と分けて考えている。」
と話してくれました。
私は、こうして優しいフランス人と出会うことができ、誤解が解けましたが、パリに行って嫌な思いをした人は、ずっとフランスに対して嫌なイメージを持たれているでしょう。
私は、パリの人が冷たいことが、フランス人が性格が悪いと思われてしまう1番の理由だと思います。
5.愛想が悪い
フランス人は愛想笑いはしません。
私がパリを旅行した時、お店に入ると、「ボンジュール」と声はかけてくれましたが、ほとんどの場合無表情です。
フランス人に、なぜ店員さんは無愛想なのかを聞いてみると、
「なぜ日本人の店員はいつもニコニコしているの?」
と逆に質問をされていました。
特に、日本人の店員が、質問をされて分からない時に浮かべる困った笑顔は、理解不能だそうです。
そして、フランス人が愛想笑いをしない理由については、
と教えてくれました。
日本のようなめちゃくちゃサービスの良い国にいると、フランス人の店員の無愛想さが気になるかもしれませんが、ヨーロッパでは普通のことです。
私自身も、フランス人にフランスの文化について教えてもらったからこそ、こうした違いに気づけましたが、もしパリに旅行をしていただけなら、
「フランス人って無愛想でとっつきにくい。」
という悪い印象だけで終わっていたと思います。
けれども、フランスへ旅行するほとんどの観光客は、滞在期間が短い為、第一印象が全てです。
そうして、無愛想な店員に出会い、「フランス人は性格が悪い」という印象が強くなってしまうのでしょう。
それでは最後に、フランス人が性格が悪いと言われる理由5つの理由について、まとめておきましょう!
まとめ
フランス人が性格が悪いと言われる理由5つ
- 文句が多い・・・フランス人は文句が多いということで有名。
- 傲慢・・・フランス人は、自分たちはずっとヨーロッパの中心だと考えていて、他者を見下す傾向がある。
- 皮肉屋・・・皮肉や人の揚げ足をとって笑いを誘う。
- パリの人が冷たい・・・パリは冷たい人が多い。“パリのフランス人”と“パリ以外のフランス人”と分けて考えよう。
- 愛想が悪い・・・フランス人は正直なので、本当に楽しいと思う時しか笑わない。
私がこの記事を書いた理由は、決してフランス人が性格が悪いことを、伝えたかったからではありません。
むしろ私のように勘違いをしていた人がもしいるのなら、フランス人はとても優しくて礼儀が正しい人も多いということをお伝えしたかったからです。
私自身パリの人に冷たくあしらわれたことが原因で、フランスが嫌いになり、もともと学びたかったフランス語の勉強を辞めてしまった過去があります。
ここまで思い込みが激しい人も少ないかもしれませんが(笑)、あの時スーツケースが壊れずにいたら、今頃フランス語を話せていたのかなぁなんて、ふと思うことがあります。
もしあなたがフランス人で性格が悪いと思う人に会ったとしても、決してその人だけで判断せず、色々なフランス人と話してみてください。
フランス人の人生を謳歌している姿は、日本人から見ると、羨ましく感じることもあるほどですよ!
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今、タイを旅行中なんですが、今日ダイビングした帰りの乗り合い車で一緒に潜ったイスラエル人とフランス人が一緒だったので色々世間話をしてました。その中で、僕がパリに行った時に道を英語で聞いたらフランス語で返されたよ〜という話をしてたら、そのフランス人がいきなり「日本人は英語が下手くそだ!」となんの脈絡もなく言い出して「は?」って感じだったんですが、最後は「フランス人も英語下手くそだろうが! 日本人は親切だしお前らより英語うめーよ!」と不毛な口論のようになり僕はそこで収めたのですが、例のフレンチは「賛成できない」とかブツブツ言ってるわけですよ 笑。
ここに書かれてるように、こいつも朝の登場から文句多くてですね。
ウザいなあ〜 小さい奴だなあ〜 とは思ってたんですが 笑。
良い人ももちろんいるんでしょうが、こんな奴に出くわすとフランス人の評価ダダ下がりです!
無駄にプライド高くて、なんか言われたら自分が攻撃されてると感じて、相手を落とそうとしてくるようです。幼稚な思考回路ですね。
その後かなり気分悪かったので、関連すること調べてみたらこちら出てきたので拝見しました。
そもそも僕はアメリカに10年以上住んでたので英語は全く問題ないのですが、なぜそのようなコメントが出てくるのか理解不能です。
ダラダラ文句言ったり、意味のない議論をするのがお好きな人種のようで、正直かなり嫌いになりました 笑。ほんとウザいです。
コメント欄あったので書かせてもらいました。失礼しました 笑。
初めまして。
コメントありがとうございます。
ダイレクトに「日本人は英語下手」とかフランス人だったら言いそうなセリフですね 笑。
ただTさんはアメリカに10年以上住まれていたということなので、Tさんの英語力ではなく、日本人の英語力について言った意見なのかなと思います。
フランス人は、日本人は英語が話せない、と思っている人が多いので。
それでも、言われて嬉しくないようなセリフを、あえて言わなくていいのになぁと思いますよね。
でも、ブログにも書いていますが、そのような人達もいますが、優しい人達もいるので、決して全員を嫌いにならないでくださいね。
基本嫌いで構わないのですが(笑)、まぁフランス人でも良い人もいるかも、という気持ちを少しだけ持っていてほしいなぁと思います。
まさしく、今、嫌いになりそうです。
さんざんわがままをいい、フランス人は頭がいい、教養がある、日本人は自分たちの非は認めない人種だ云々ここ2.3日言われました。こちらからしてみれば、日本に住んでいるのに、自分たちだけの輪だけで孤立し、まったく郷に従おうとせず、フランスのルールを他国で唱えているあなたたちの方がおかしいと言い返しそうでした。
接客業をしておりまして、現在、調査中ですがお客様にお貸ししている商品が壊れてしまい、新しい商品、また、一部料金返金、尚且つ、商品の準備ができるまでに時間がかかるため、宿泊場所まで手配したのに、こちらの誠意を頭ごなしにこの言葉で圧力をかけてきました。
何が目的なのかわかりません。
挙句、感情におもむくままに言ってははいけないNGワードを言われてしまい、さすがに私も言い返しました。私も、イギリスに7年住んでいたので英語は日常会話レベルで話せます。
皮肉が大好きなフランスのこの方に、「フランス人は教養が高く、プライドが高い方々だと思っていましたが、お客様のように教養がある方でも卑猥な言葉を使われるのですね。」まさか、言い返してくるとは思わなかったようで、もう一言付け加え、「感情のおもむくままに言葉を発すると、ご自身だけではなく、母国フランスも恥をかくことになりますよ。ご注意くださいお客様。」と言い返してました。
正論過ぎて、言い返せなかったようです。誤ってこられましたけど、言ってはいい事と悪い事すら判断ができないのが不思議です。
嫌いになりたくなく、色々と良い面を探しましたが、フランスへ旅行へ行った際もあまりよい印象もなく、挙句、パリを旅行中、一緒に旅行していたカナダ人ご夫婦が目の前で刺されたのを見たのも今でも足を引っ張り、やはり好きになる努力をしても今は厳しいです。
日本に住んでいても、歩み寄りを感じないのでホントに悲しいです。
全員がそうとは言いませんが、やはり、どうしてもお国柄…で納得せざる得ません。
こんばんは。
コメントありがとうございます。
すごい体験されましたね(笑)。フランス人(欧米人全般ですが)に対しては、そのように言い返すくらいでちょうど良いですよ。向こうはお客様と接客要員の立場が同じなので、相手が間違っているなら毅然とした態度で接する方が良いと思います。そういう方々を無理に好きになるのは無理です。私もいまだ嫌いな人は嫌いなままです。でもパリ意外の人は本当に良い人も結構いるんですよ。嫌いな人を好きになるのは無理なので、フランス人でも良い人もいるんだ、くらいに思っていただければ毛嫌いせずにすむのかなぁと思います。