冬にヨーロッパに旅行に行きたいけれど、日本と気温が違うので迷う方も多いのではないでしょうか?
私は、留学と旅行を合わせて、今までに、イギリス、フランス、イタリア、オランダ、ドイツ、フィンランドの6カ国で冬を過ごした経験があります。
そのうち、イタリアとオランダではあまりの寒さに、風邪を引いて熱を出してしまうことに。
海外で風邪を引くと、本当に凹みます。
このような経験があるので、これからヨーロッパに行く予定のあるあなたには、防寒対策を強くおすすめします。
今回は、ヨーロッパのうち6カ国を過ごした私が、冬のヨーロッパに着ていくおすすめの服装について、ご紹介したいと思います。
冬のヨーロッパのおすすめの服装は?6カ国滞在した私が紹介!
1.ダウンコート
1番重要なのはコートですよね。
私は、イギリス→フランス→帰国→イタリア→オランダ→イギリス→帰国→ドイツ→フィンランドという順番でヨーロッパに滞在しました(ややこしくてすみません。。)
最初にロンドンに留学した頃は、日本製のロングコートで過ごしていたのですが、たとえロングコートでも現地では寒いんです。
日本の冬は、ロングコートで問題ないんですけどね。
そこで、現地の人がどんな服を着ているのか観察をしてみると、ほとんどの人がダウンコートを着ていることに気づきました。
そこで、ファッションと言えばイタリアだろうと思い、イタリアのアウトレットモールに行って、ダウンコートを購入しました。
これが大正解で、それまでのロングコートとは比べものにならないくらい暖かかったんです。
以来ヨーロッパの冬に旅行をする時は、必ずダウンコートを着るようにしています。
フードがあれば、雪や雨から守ってくれるので、さらに良いですよ!
2.ヒートテック
ヨーロッパの冬に必須のアイテムは、ヒートテックです。
現地で知り合った日本人も、
と話すほど、ヒートテックに頼りきっていました。
ユニクロのヒートテックは、薄くて着膨れをしないので、とても便利です。
私は、ヒートテックのインナーだけを着ていましたが、友達はヒートテックのタイツも履いていました。
ヒートテックは、スーツケースに入れてもかさばらないので、これから寒い冬のヨーロッパに行く方には、必須アイテムですよ!
3.厚手のニットまたはセーター
ヒートテックに厚手のニットまたはセーターを重ね着すると、本当に暖かいです。
私は12月にイタリアのフィレンツェに滞在したことがあるのですが、日本から持って着たニットでは寒くて、現地でニットを購入することにしました。
特にイタリアの洋服は、お値段が安いのに暖かく、着心地が良いものが多かったので、とても重宝しました。
オランダ、ドイツでも暖かい洋服は多いのですが、デザインが可愛くないものが多いです。
唯一少しお洒落だったのが、”Esprit “というお店で、たまにここで買い物をしていました。
お洒落ではないですが、暖かさは申し分ないです。
ここで買った洋服は、日本でも手放せないですから。
ですので、現地で自由に行動できる方は、現地で洋服を調達するのも良いと思います。
が、ツアー旅行などで、自由な時間がない方は、厚手のニットやセーターを日本から着ていくことをおすすめします。
4.マフラー
マフラーってするだけで、暖かさが全然違いますよね。
私は寒い日にマフラーをせずに出かけると、すぐに風邪を引くので、マフラーは必ず着用するようにしていました。
とはいっても、最初にヨーロッパに着いた頃には、アクリルのマフラーをしていたのですが、これだとちょっと寒いんです。
カシミアはお値段は高いけれど、やはり暖かいです。
ですので、ヨーロッパに滞在中はカシミアマフラーを重宝していました。
が、帰国前にフィンランドに旅行をした時に、下記のようなスポット頭からかぶれるニットマフラーに出会い、かぶれば良いだけの便利さに惹かれて、こちらを着用するようになりました。
どちらでも、あなたの好みで、暖かいと思うマフラーを選んでくださいね。
それでは次に、日本ではあまり着用している人は少ないけれど、寒いヨーロッパでは必須のアイテムをご紹介しましょう!
5.ニット帽
ヨーロッパの冬を体験するまで、ニット帽の大切さを理解していなかった私。
が、1月のフランクフルトで−10度という気温を経験し、ニット帽の大切さを理解します。
というのも、−10度という世界では、肌が露出している所全てがとても冷たくなるのです。
ですので、寒い時に頭を防寒するというのは、とても大切なのだそうです。
私自身現地に行って身を持って経験しました。
ですので、氷点下の世界に行く可能性のある方は、必ずニット帽は忘れずに着用してくださいね。
ちなみに、耳あてですが、私はニット帽で耳を隠していました。
ですので、耳あてはあった方が良いとは思いますが、なくても問題はないと思います。
6.厚手の靴か厚底のブーツ
ヨーロッパの石畳は歩くと足元から冷えるので、厚手の靴か厚底のブーツの着用をおすすめします。
また雪や雨が降ると地面が滑りやすくなるので、滑りにくい靴も必須です。
スニーカーはやはり1番歩きやすいのですが、もしヨーロッパの冬に履くなら、防水スプレーをしたり靴下用のカイロを入れたりと、工夫が必要です。
一度イタリアで知り合ったドイツ人の女の子が、登山用かと思うようなスパイクシューズを履いていたのを見て、驚いたことがあります。
が、後々ドイツに行って見て、雪が降る日ならスパイクシューズは便利だろうなと感じました。
雪や雨に限らず、冬に路面が凍結することはヨーロッパではよくあるので、安全の為にも必ず滑りにくい靴を選びましょう。
7.厚手の靴下
先ほどもお伝えしましたが、ヨーロッパの石畳を歩くと、足元から冷えます。
厚底ブーツを履く場合は、レギンスやヒートテックのタイツを履くと良いでしょう。
また雨や雪が降った場合に備えて、替えの靴下も多めに用意すると良いと思います。
靴下が濡れたまま歩くと、足元が冷えきってしまいますから。
ヨーロッパの冬は天気が悪い日も多いですので、濡れてしまった時の対策も忘れずにするようにしましょう。
8.カイロ
冬の冷え込みが厳しいヨーロッパで、カイロがあると、本当に温まります。
私は、貼るカイロを背中とお腹に貼っていましたが、とても温かくて助かりました。
靴下にも貼るカイロがあるので、本当に便利ですよね。
余談ですが、カイロはヨーロッパで売っていないから、喜んでもらえると思い、オランダ人、イギリス人、ドイツ人、とたくさんの人にお土産として渡したことがあります。
確かにめちゃくちゃ喜んでもらえたのですが、
「こんなに便利なのに、何でヨーロッパで普及しないんだろう?」
と聞いたところ、
「ヨーロッパはエコが進んでるから、“使い捨て”だからあまり普及しないんじゃないか」
と教えてくれました。
なるほど、本当にヨーロッパってエコの意識が強いんだなぁと感じました。
それでは最後に、冬のヨーロッパのおすすめの服装についてまとめておきましょう!
冬のヨーロッパのおすすめの服装
- ダウンコート・・・ロングコートよりダウンコートの方が断然暖かい。フード付きだとさらに良い。
- ヒートテック・・・インナー・タイツがおすすめ!
- 厚手のニットまたはセーター・・・できれば現地で調達するのがおすすめ。無理なら、厚手のものを選びましょう。
- マフラー・・・カシミアかざっくりニットのマフラーがおすすめ!
- ニット帽・・・体温はまず頭から奪われるので、必ずかぶるようにしましょう。
- 厚手の靴か厚底のブーツ・・・スニーカーで行くなら、防水スプレーをするか、靴下用のカイロを貼るなど工夫をしましょう。
- 厚手の靴下・・・足元を暖かくするために、厚手の靴+厚手の靴下は必須アイテム!
- カイロ・・・カイロはヨーロッパで売っていないので、日本から持ってきましょう。
ちなみに、ヨーロッパを周遊する予定で、現地で洋服を買う時間のあるなら、私は断然イタリアで洋服を買うことをおすすめします。
文中でもお話しましたが、イタリアの洋服は、お洒落で温かく、服の持ちも良い物が多いです。
私はイタリアの“Blue Sand”というお店でよく買い物をしましたが、お値段も安いのに質が良いものが多かったです。
冬にヨーロッパに行く予定のある方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。
関連記事はコチラ
ドイツの良いところと悪いところは?1年留学した私が考えてみた
ドイツのクリスマスの過ごし方10選!実際に留学した経験談を紹介!