私自身、なかなかリスニングの点数が伸びなくて、悩んでいた時期がありました。
けれども、今はTOEICの点数が855点で、そのうちリスニングで470点を取得しています。
といっても、最初は300点代で、そこから徐々に上がっていったわけですが、400点あたりでピタッと点数が伸びなくなりました。
「TOEICの問題集もこなしているのに、なぜ伸びないのだろう」
と悩み、答えを求めて本屋さんに行くことに。
そして、そこで1冊の本と出会い、たった1ヶ月の勉強で、一気に400→470点まで点数を上げることができたのです。
一体私はどんな勉強法に出会ったのでしょうか?
今回は、TOEICのリスニングの点数が伸びずに悩んでいた私が、一気に70点アップした方法を紹介したいと思います。
今TOEICのリスニングの点数が200-300点代でも、この方法で必ず伸びますよ!
TOEICリスニングの点数をUPするには?一気に70点上げた方法!
それでは、早速私がTOEICのリスニングの点数をアップした方法をご紹介しましょう。
TOEICのリスニングの点数を70点アップした方法
私がTOEICのリスニングを劇的にアップさせた方法とは,
TOEICの公式問題集を繰り返し読んだ事と、英語オーディオブックを聴いた
ことです。
たったこれだけの方法で、リスニングの点数を70点もアップさせる事が出来たのです。
それでは早速、具体的な勉強方法についてお話したいと思います。
まず、TOEICの公式問題集を読む勉強法について、お伝えしましょう。
1.TOEICの公式問題集を読む
私は、TOEICのリスニングが400点だった頃は、TOEIC専用の問題集は勉強していましたが、TOEICの公式問題集を読んだことはありませんでした。
というのも、公式問題集は1冊の値段が高いし、過去に1度出た問題だから、もう出ることはないだろうと避けていたのです。
ところが、先ほどお話しした本屋さんで出会った1冊の本に、TOEIC900点の取得を目指すのならば、公式問題集を繰り返し読むように書かれていたのです。
その本とは、こちらです。
40歳オーバーでニート状態だったぼくが初めてTOEICを受けていきなり930点取って人生を劇的に変えた、効果絶大な英語勉強法(著者)春名久史
この本のポイントは、公式問題集を解くのではなく、“読む”というところです。
最初にこの本を読んだときは、目からウロコでした。
けれども、内容を読んでみると、どれも納得のいく理由ばかり。
大学に受かりたいなら、受験用の英語を勉強し、洋画を字幕なしで観れるようになりたいなら、洋画を使って英語を勉強するのが1番早く目標に達成できる勉強法です。
そう、TOEICのスコアアップを目指すならば、TOEICの公式問題を勉強することが、1番の近道なのです。
言われてみると、ものすごく納得するし、今まで自分もそのような勉強法をしてきたつもりだったのですが、ことTOEICに関しては、完全に遠回りの勉強法をしていました。
特に、公式問題集を分からないまま“解く”ことに時間を費やすよりも、分からないことを認め、日本語訳や解答を先に読むというスタイルは、斬新で合理的な考えだと思いました。
すぐにこの勉強法が効果的だと気づいた私は、早速TOEICの公式問題集を2冊買って帰ることにしました。
公式問題集を繰り返し読み込むことで、英語力ほぼゼロの人が、いきなりTOEIC930点を取れたのなら、私にもできるかも!と思ったのです。
著者の春名さんは、過去の公式問題集を全て買うように勧めていましたが、TOEICの試験日まで1ヶ月弱しかなかった為、2冊を集中して勉強することにしました。
この本に書かれていた方法は、
- 先に日本語訳を読んで内容を理解する
- 英文を読む
- 解答・解説を確認する
- 英文を読みながらCDを聞く
というもの。
私もこれに習って、TOEICの試験日までの1ヶ月間、ひたすら繰り返し勉強することにしました。
春名さんはたった5週間、1日10時間の勉強で、930点を取得していましたが、私は仕事があったので、1日2時間の勉強を1ヶ月間繰り返しました。
本には、ポイントは“公式問題集は解くのではなく、解説を読む”ことだと書かれていました。
が、TOEICの試験の時間配分に慣れたかった私は、1度だけ実際に試験を受けているように、公式問題集をこなしておきました。
そうして迎えた試験当日。
実際に、TOEICの試験を受けてみた感想をお伝えしたいと思います。
TOEICの試験の感想は?
まず、私がTOEICの試験の時に、1番悩んでいたのは「時間がなくなる」ということでした。
それが、その時の試験では、全くそう感じなかったのです。
むしろ、時間の余裕を感じました。
それまでは、ナレーターの「Go on to the next page!」の声が聞こえてきても、前のページに留まって、次の問題に出遅れることが多かったのです。
がその時に受けた試験は、問題を全て先読みでき、問題が流れるのを待つくらいの時間の余裕すら感じました。
問題も全て聞き取ることができ、解答を迷うことがなかったのです。
何回かTOEICを受けてきた中で、初めての感覚でした。
そうしてTOEICのリスニングは、400点→470点と一気に70点もアップすることができたのです。
とはいっても、同じ公式問題集をこなしても、リーディングは前回と同じような点数のままでした。(385点)
この差はどこから出てきたのだろうと考えたら、私は普段から趣味で英語のオーディオブックを聴いていたことに気づいたのです。
英語オーディオブックを聴く
私は通勤電車の中では、よく英語のオーディオブックを聴いていました。
TOEICの試験を受ける前には、ウェインダイアー博士の「I can see clearly now」という分厚い洋書のオーディオブックを聴いていました。
聴いていた期間は、2ヶ月くらいだったと思います。
TOEICの試験の為に、聴いていたというより、ただただ純粋にウェインダイアー博士の話を聞きたくて、聴いていました。
最初は、ウェインダイアー博士の英語が早く感じられたのですが、繰り返し聴いているうちに、だんだんそのスピードにも慣れていきました。
結果、TOEICの点数のアップにつながったのだと思います。
私も著者のように1日10時間の勉強を5週間続ければ、930点を狙えたかもしれません。
けれども、仕事もしていましたし、もともとストイックな性格ではないので、10時間の勉強はきつかったと思います。
そんな勉強と比べて、オーディオブックは聴くだけで良いので、楽チンです。
「I can see clearly now」は上級者向けですが、あなたも、ぜひ自分の英語のレベルに合ったオーディオブックを聴いてみてください。
YouTubeで聴ける初心者向けのオーディオブックはコチラ→You Tube英語字幕付きの動画を紹介!皆が知ってるあの童話とは?
とはいっても、オーディオブックだけでの勉強でTOEICの高得点を狙うのは無謀です。
それまでにオーディオブックは結構聴いてきましたが、70点も一気にアップできたのは、春名さんの勉強法を試したからだと思っています。
今までどれだけ頑張っても、なかなか400点から伸びずに悩んでいたのですから。
余談ですが、リーディングの点数がなぜ伸びなかったのかと言うと、私はTOEICの文法が嫌いで、公式問題集を勉強する時も文法の勉強にあまり時間をかけませんでした。
私のTOEICの目標点は840点で、それをクリアできるならば、極端な話、リスニング495点、リーディング345点でも良いわけです。
嫌いな文法問題を克服することにエネルギーを使うよりも、好きなリスニングを伸ばそう、と思い立ったわけです。
もちろん、この意見には賛否両論あると思いますので、今TOEICの文法が苦手で悩んでいる方がいれば、私のような考えの人もいるんだな、と思って頂ければと思います。
私のようにストイックでない勉強法が好きな方には、TOEIC公式問題集+オーディオブックがおすすめですよ!
それでは、最後にTOEICリスニングの点数を一気に70点上げた方法について、まとめておきましょう!
まとめ
私は、下記の2つの方法で、TOEICのリスニングの点数を一気に70点上げることができました。
- TOEICの公式問題集を読むこと・・・1ヶ月、1日2時間の勉強をTOEIC試験前日まで、毎日繰り返した
- 英語オーディオブックを聴くこと・・・オーディオブックを2ヶ月間毎日繰り返し通勤電車の中で聴いた
その結果、当日の試験では、すべての問題を聞き取ることができ、時間の余裕を感じることもできました。
それまでは、聞き取ることに集中することに必死で、余裕なんて感じる暇もなかったのですが、その時に受けた試験では、「英語が分かって楽しい」と思えたほどです。
TOEICの公式問題を読むことの効果はすごいなと思いました。
春名さんの勉強法の効果は、私の折り紙つきですので、興味のある方はぜひ試してみて下さいね。
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