私は机に向かって受験勉強のように英語を勉強するのが、どうしても続かず、楽しく勉強ができるようありとあらゆる工夫をしてきました。
そんな時に耳にしたことが、睡眠前と目覚めた直後を利用すれば、潜在意識に届くというもの。
これを利用すれば、寝ながらラク〜に英語を習得できるのではないか?とズボラだった当時の私は思いつきました。
試したのは、2ヶ月間。
当時は英語でコミュニケーションは取れるものの、テレビやラジオの英語が理解できないというレベルでした。
果たして効果はあったのでしょうか?
今回は、寝ながら英語を聞き流すのは効果的なのか、実際に2ヶ月間試してみた結果をお伝えしたいと思います。
寝ながら英語を聴くのは効果的?
結論から言うと、
効果はありました!
ただし効果があるのは、英語中級者〜上級者の場合という条件付きです。
というのも、英語でその効果を感じた私は、ドイツ語でも試してみたのですが、1ヶ月経ってもさっぱり分からず、効果が感じられなかったからです。
その違いを振り返ってみると、ドイツ語力はゼロだった為、聴いていても言葉として捉えられず、ただの音として捉えていたからでした。
その点英語は、もともと外国人と話せるくらいの英語力はあったので、言っていることが理解できましたし、自分の好きなCDを聞きながら楽しみながら続けることができました。
ですので、英語中級者〜上級者には、寝る前に英語を聴くのは効果的ですが、初心者の方には不向きと言えるでしょう。
よく英語初心者でも、毎日聴き続けていたらあるとき英語が自然と耳に入ってくると言われていますが、私の経験上それはありませんでした。
もしかしたら、3ヶ月、4ヶ月続けていたら聞き取れるようになるのかもしれませんが、そこまで続けるのは無理でした。
というのも、全然意味が分からないCDを寝る前に聴くのは、苦痛だからです。
それでは次に、どのような効果があったのか、具体的にお話したいと思います。
寝る前に英語を聴く効果は?
- 集中して聴くことでリスニング力がつく
- 英語が記憶に残りやすい
- ポジティブになれる
寝る前は静かで気が散るものもないので、英語に集中でき、リスニング力が伸びます。
記憶は睡眠中に整理され、定着すると言います。実際に効果はありました。
これは英語の内容がポジティブだった為ですが、英語の勉強もでき一石二鳥です。
寝る前に、英語のCDを聞き流すだけで、これだけ効果があったのですから、試してみたいと思いませんか?
私は効果を実感する為に、朝起きたら昨晩聴いた内容を思い出すようにしていました。
そうすると、暗唱まではできないものの、聴いた内容や英文をところどころ覚えていたんです。
私は英語を勉強してもすぐに忘れてしまう方なので、次の日に聞いた内容を覚えていたのはすごく嬉しかったですね。
やっぱり寝ながら英語を聴く効果ってすごいんだなぁ〜と感心したことを覚えています。
しかも目を休めながら、ラク〜に勉強できるというのが嬉しいですよね。
けれど、これだけ効果のある寝る前の勉強法なのですが、デメリットもあるんです。
次に寝ながら英語を勉強する場合のデメリットについてお話しましょう。
寝ながら英語を勉強する場合のデメリットは?
- CDをかけたまま眠ってしまうと、音で目が覚める場合がある
- 眠ってしまった後のことは覚えていない
- 英語初心者が全く分からないままで聴くのは苦痛
寝ながら英語を勉強する場合の最大のデメリットは、1のようにそのまま寝てしまうと、音で目が覚める場合があることです。
寝てからCDがすぐに終わったり、英語を聴きながらでも朝まで眠れた場合は良いのですが、途中で目が覚めると次の日がしんどいです。
私は目が覚めてもすぐ寝れるので、マシな方ですが、一度目が覚めたらなかなか寝付けない人にはオススメできません。
また2ヶ月試して感じたことは、眠ってしまった後に聴いた英語の内容は覚えていません。
潜在意識では覚えているのかもしれないのですが、次の日思い出そうとする内容は、全部寝る直前までに聴いた内容でした。
最後に、最初の方でもお伝えしましたが、英語初心者で(私の場合ドイツ語でしたが)全く分からない状態で聴くのは、面白くないので苦痛です。
それに何度繰り返し聴いても、分からないものは分かりません。
効果が感じられない上に、目が覚めてしまうんですから続けるのは難しいですよね。
こうした効果とデメリットを比較した上で、やりたいと思った方!
次に、私が1ヶ月間寝る前に聞いた英語のCDと勉強方法について、お話したいと思います。
寝ながら英語の聞き流しの勉強方法
勉強方法はとても簡単。
寝る20分前にCDをかけるだけです。
・内容に集中する
・勉強時間にはこだわる必要は無い
私は毎晩11時に寝ているので、10:40分くらいからCDをかけてベッドに入ります。
そして寝るまでの間、ひたすら集中してCDの内容を聴くようにします。
たったこれだけです。
ちょっと気を抜くと、その日あった出来事や、明日の仕事のことが頭の中をグルグルと回ってしまうと思います。
その頭の中の声に気付いた時は、CDに集中するというのを繰り返していました。
10分くらいで寝てしまったり、はたまたなかなか寝付けなくて30分くらいCDを聞き流していることもありました。
こればっかりはコントロールできないので、なすがままです。
それでも効果はあったので、20分くらい英語を聴くことさえ続けていれば、勉強時間はそんなにこだわらなくて大丈夫だと思います。
ちなみに、私が寝る前に2ヶ月間聞いていたCDは、
Rhonda Byrneの“The Power”というオーディオブックです。
一時期大流行した、引き寄せの法則の原点ザ・シークレットの続編です。
潜在意識に刷り込むなら、英語を勉強でき、なおかつポジティブなものが良いと思い選びました。
私の大好きな一石二鳥というやつです(笑)。
結果、このオーディオブックを選んで大正解でした。
著者のロンダバーンさんの声が、英語学習者の為に話しているのかと思うほど、簡単な英語を使ってゆっくりと話してくれているおかげで、ほとんどの内容を聞き取ることができました。
分からなかったのは、frequency(周波数)という単語くらい。
でものそのfrequencyという単語が頻繁に出てくるので、気になって布団から出て調べることになりましたが、おかげでこうして覚えることができました(笑)
本の内容は、引き寄せの法則を実際に実践した人の体験談などが盛り込まれているので、日常英会話を学ぶのにぴったりの内容となっています。
何よりこのオーディオブックの音楽と効果音がすごいんです。
内容ももちろん素晴らしいのですが、これだけ音楽と効果音が素晴らしいオーディオブックに出会ったのは私は初めてです。
音楽は、映画のサウンドトラックのような迫力のある音楽が入っており、効果音も例えばイタリアに旅行に行きたければ、実際にイタリアに行っているような効果音が入っています。
引き寄せのコツとして、イメージすることを勧めていたので、読者がイメージしやすいように工夫をしているのでしょう。
英語が勉強できる上に、引き寄せの法則まで学べて、とてもお得な気分でした。
もし、あなたが引き寄せの法則に興味がないのであれば、自己啓発本や好きな洋書のオーディオブックを寝ながら聴けば良いと思います。
やはり、好きなものを聴くのと、興味のないものを聴くのは、暗記力が全然違ってきます。
好きなものを聴く方が当然、記憶に残りやすいですよ。
それでは最後に、寝ながら英語を聞き流すのは効果的かどうか、2ヶ月聴いて検証してみた結果についてまとめておきましょう!
まとめ
私が寝ながら1ヶ月間聞いていたCDは、Rhonda Byrneの“The Power”というオーディオブックです。
寝ながら英語を聞き流す3つの効果は 、
- 集中して聴くことでリスニング力がつく・・・寝る前は静かで気が散るものもないので、英語に集中できる
- 英語が記憶に残りやすい・・・記憶は睡眠中に整理され、定着する
- ポジティブになれる・・・自己啓発系のCDを聴いていたので、英語の勉強もでき一石二鳥
というものでした。
逆に寝ながら英語を聞き流すデメリット3つは、
- CDをかけたまま眠ってしまうと、音で目が覚める場合がある
- 眠ってしまった後のことは覚えていない
- 英語初心者が全く分からないままで聴くのは苦痛
というものでした。
寝ながら英語の勉強をすることに興味のあるあなたは、ぜひ試してみて下さいね。
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