Inspirational Nature Pictures by Miyuki Miura
留学経験のある方なら分かると思うのですが、留学すると太りますよね。
私は今までにニュージーランド、カナダ、イギリス、ドイツなど合わせて6カ国に滞在しましたが、全ての留学先で例外なく太りました(汗)
短期留学で5キロ、長期留学では12キロも太りました。
いわば留学太りの達人です。
12キロ太ったのは、ドイツに滞在していたのですが、さすがに「ヤバイ」と猛烈なダイエットをしました。
その甲斐あって、2ヶ月で7キロ減、帰国後に2キロ減で合計9キロの減量に成功しました。(あと3キロは現在ダイエット継続中です。)
もう少し早くに気づけばこんなに苦労しなくても済んだのですが・・・。
最後に留学したドイツで出会った友人が、効果的なダイエット方法を教えてくれたのです。
今回は留学先で必ず太る私が行った、ダイエット方法について紹介したいと思います。
留学先で必ず太る私がしたダイエットとは?太った原因と対策を紹介!
それではまず、私が留学先で太ってしまった原因3つをご紹介しましょう!
留学先で太ってしまう原因は?
1.お菓子の食べ過ぎ
6カ国留学をして振り返ってみると、どの国でも例外なくお菓子を食べ過ぎていました。
カナダとニュージーランドでは毎日必ずアイスクリームを食べていました。
語学学校の帰りにアイスクリーム屋に行って食べ、その上夕飯の後にもデザートとしてアイスを食べていました。
夕飯の後はさすがにお腹いっぱいだし、
“やめておこう”
とは思うのですが、ホストファミリーは勧めてくれるし、断りにくくてついつい食べていました。
しかもキャラメル味などの超甘い物ばかり。
カナダもニュージーランドもアイスがめちゃくちゃ美味しいんですよ。
それぞれ、1ヶ月の滞在で5キロ太りました。
ヨーロッパ方面(イギリス、オランダ、ドイツ、イタリア)で食べ過ぎていたお菓子はチョコレートです。(イタリアではジェラートも)
私は、リンツのチョコレートが大好きなのですが、ヨーロッパでは日本でも安く買えることが嬉しくて、ほぼ毎日板チョコを1枚食べていました。
その結果、最後に留学をしたドイツでは帰国前に12キロも太るはめに・・・。
スーツケースの重さを測るついでに、おそるおそる体重計にのった後の衝撃は今でも忘れられません(汗)
毎日のチョコレートは恐るべしです。
2.食事の食べ過ぎ
私はほとんどの滞在先でホームステイをしていたのですが、最初の頃は
「ホストファミリーが作ってくれる料理は、残したくない」
という思いから、お腹がいっぱいでも食べていました。
特に外国では、朝食がシリアルやヨーグルトなど軽食である分、夕食は量が多いのです。
お腹がいっぱいのまま、眠るので次の日には体が重たくなります。
そんなことを毎日続けていたら、たった1ヶ月の滞在でも太るわけですね。
長期滞在の場合は、さすがにその食事を長期間続けるのは辛いので、夕食を残した分を朝食に回したりして工夫をしていました。
朝食をあまり食べないホストファミリーには、朝からもりもり食べてる私を見て、驚かれましたが、すぐに慣れてくれました。
それでも食べる量自体が多く、食事内容もお肉やフライドポテトなどが多かったので、太ってしまったのだと思います。
あとは、パンの食べ過ぎも良くなかったと思います。
日本ではお米が主食でしたが、外国に滞在している間はパンが主食でした。
パンはお米より腹持ちが良くなくて、すぐお腹が空くんですよ。
それでついつい多めに買って食べ過ぎていたことも太った原因の1つだと思います。
3.自分より大柄な人が山ほどいる
外国人は日本人ほど体型を気にしません。
ドイツではゆうに100キロは超えているのではないかという人がザラにいます。
それに比べると、たとえ12キロ太っても、
「あの人に比べたらそんなに太ってないかも」
と安心してしまうのです。
日本に帰れば、周りの友達はみんな細いので、
「ヤバイ、痩せないと」
という危機感が出てきます。
が、外国ではみんな大柄なので、まだ大丈夫という安心感が出てしまうのです。
そうは言っても、これから帰国2ヶ月前に
「そろそろ痩せないと」
と思い始めた私。
その頃一緒にホームステイをしていた日本人の友達がいたのですが、彼女はドイツ滞在期間中もずーっとスリムだったので、その秘訣を聞いてみました。
それでは、同じホームステイ先でも、ずっとスリムな体型を維持していた友人のダイエットのコツをご紹介しましょう!
スリムな友人のダイエット方法
私はドイツで太らないなんて、その友人がきっと太りにくい体質なんだと思っていました。
が、話を聞いてみると、彼女は高校生の頃とても太っていたのだとか。
太ることで周りからからかわれ、辛い思いもしたと話してくれました。
それ以来、1キロでも太ると必ず体重を元に戻すように努力を続けてきたそうです。
その結果、高校生の頃から30歳になるまで、ずっと同じ体重をキープできているそうです。
彼女に教えてもらったダイエットの5つの方法がこちらです。
1.体重計に乗る
まずは簡単にできる方法は、毎日体重計に乗ることだそうです。
私は留学先では、帰国2ヶ月前まで体重計にのったことはありませんでした。
洋服がきつくなってきて、太ってきているのが分かっていたので、体重計に怖くてのれなかったのです。
その結果、12キロも太ってしまうハメに。
ジーンズがきつくなってきて、明らかに太っていても
「体重が増えていたとしても、5〜6キロだろう」
と勝手に思い込んでしまっていた為です。
そうして彼女に教えてもらってからは、毎日体重を測るようにしました。
12キロなんて桁が変わってしまって、数字を見ることも辛かったですが、結果意識することで徐々に体重を減らしていくことができました。
2.お菓子を食べない
留学中、彼女は一切お菓子を食べていませんでした。
彼女もお菓子は大好きだったそうですが、お菓子を食べそうになったら、太っていた頃の嫌なイメージを思い出して止めていたそうです。
ある意味、イメージトレーニングですね(笑)
そうはいっても、私は全くお菓子を食べないのは無理なので、板チョコ1枚食べていたのを、小さいチョコレートに変えてみたりと、徐々に減らしていきました。
お菓子を食べ過ぎそうになった時は、
「12キロも太ったんだからヤバイ!」
と自分に良い聞かせて、食べないようにしていました。
これが一番ダイエット効果が高かったように思います。
3.歩く
そうして、少しでもお菓子を食べ過ぎた後は、歩くようにしていました。
私のスリムな友達も、留学中はお金もそんなにないので、電車やバスを使わずとにかく歩いていたそうです。
走るのはしんどいけれど、歩くのなら体力のない私でもできます。
電車やバスの運賃も浮くので一石二鳥です。
教えてもらってからは、1日3時間くらい(続けてではないですが)はひたすら歩くようにしていました。
4.炭水化物を食べない
友人と食事をしていて気付いたのですが、彼女はパスタやパン、じゃがいもなどの炭水化物が多く含まれる食品は、残していました。
その代わりに温かいスープを飲んだり、野菜をたくさん食べていました。
私も早速パンとじゃがいもは減らしていくことに。
あまりストイックにするとストレスになってしまうので、昼間は炭水化物を食べてもOKにして、夕飯だけ抜くようにしていました。
炭水化物を抜くことはそんなに辛くはなかったです。
夕食の炭水化物を抜くだけでも、次の日体が軽かったので、ダイエット効果はありました。
5.10-20代と30代ではダイエット方法が違う
これは私が過去を振り返ってみて思うことですが、10-20代と30代を比べると、10-20代の頃の方が圧倒的に痩せやすかったなと思います。
10-20代では、確かにお菓子や食事の食べ過ぎでも太るのですが、帰国後お菓子を減らしたり、運動をするだけですぐに元の体重に戻ります。
一方30代になると、基礎代謝が落ちるため、一度太るとなかなか元に戻りません。
もしあなたがまだ10-20代で、1ヶ月くらいの短期留学を考えているのであれば、ダイエットのことは気にせず、好きな物を食べて思いっきり楽しむことをお勧めします。
1ヶ月の滞在であれば、太っても最大5キロくらいですし、帰国してからダイエットをすればすぐに痩せられるからです。
それよりもせっかくの留学の機会に、現地でしか食べられない美味しい食べ物を思いっきり味わってほしいなと思います。
けれども、もしあなたが長期留学または30-40代の場合は、毎日体重を測って、太っても3キロくらいまでにするようにしましょう。
私のように12キロも太ってしまうと元に戻すのは大変で、今でも3キロを落とすことがなかなかできません。
9キロ落とすのにも10ヶ月くらいかかったと思います。
ですので、ストレスにならない程度に体重を管理することをおすすめします。
それでは最後に、留学先で必ず太る私がしたダイエット方法と、太った原因と対策についてまとめておきましょう!
まとめ
留学先で太ってしまった原因は、
- お菓子の食べ過ぎ・・・アイスやチョコレートプラス食後のデザートで明らかに食べ過ぎ
- 食事の食べ過ぎ・・・食事の料理が多い。パンが腹持ちが良くないので食べ過ぎてしまう
- 自分より大柄な人が山ほどいる・・・自分より大柄な人を見て、安心してしまう
というものでした。
そんな私に対して、スリムな友人が教えてくれたダイエットのコツは、
- 毎日体重を測る・・・意識することで徐々に体重を減らしていく
- お菓子を食べない・・・全くお菓子を食べないのは無理なので、徐々に減らしていった
- 歩く・・・1日3時間くらいひたすら歩く
- 炭水化物を食べない・・・夕食の炭水化物を抜くだけでもOK
- 10-20代と30代ではダイエット方法が違う・・・10-20代で、1ヶ月くらいの短期留学であれば、ダイエットのことは気にせず好きなものを食べてもOK!
30代以降であれば、毎日体重を計り、体重の上限を3キロまでにする
というものでした。
最後に、3キロを落とせずに悩んでいた私が言われて嬉しかった、イギリス人の友人の言葉を紹介したいと思います。
「I don’t think putting on weight will make you any less beautiful dear friend」
直訳すると、体重が増えたことであなたの美しさが劣ったとは思わない、という意味です。
だからといって現状に甘んじているわけではないのですが、それまで必死に体重を落とそうとしていた気持ちが、とても楽になりました。
留学先での体重管理は大変ですが、無理をせず楽しみながら体型を維持していきましょう!
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