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「oceanとseaの違いって何だろう」

こんな風に疑問に思うことってありますよね。

私自身も、oceanとseaって何となく違うのは分かるのですが、言葉で表すことができず。

そこで、言葉としてちゃんと定義してくれる、英英辞書と百科事典を詳しく調べてみました。

おかげで今まで漠然としていたoceanとseaの違いが、はっきりと分かりました。

今回は、oceanとseaの違いについて、できるだけ楽しく分かりやすくご紹介したいと思います。




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oceanとseaってどう違うの?

oceanとseaの違い

oceanは、「大洋、海洋」という意味で、地球上の海全体を表します。

seaは、本来oceanと同じ意味(＝大洋、海洋)も持ち合わせています。

が、seaには、「ocean(大洋、海洋)」と呼ばれる範囲の海域を、さらに小さく分けた一部の海域名にも使われます。

oceanには、この小さい海域の意味は含まれません。

また、seaは、一部、または完全に大陸に囲まれている海域のことを指します。

地図を見ると一目瞭然なので、地図を見てみましょう。


北大西洋、カリブ海、地中海の英語名はこちらです。

  • the North Atlantic Ocean（北大西洋）
  • the Caribbean Sea（カリブ海）
  • the Mediterranean Sea（地中海）

oceanは北大西洋といった、大きな海を表すのに対して、seaの場合は、地中海やカリブ海のように、小さい海を表していますよね。

そして、seaの方は一部が陸に囲まれています。

これが、oceanとseaの大きな違いです。

イメージをしてみると分かりやすいのですが、oceanの方が、海全体といった広いイメージで、seaの方が、海の一部の海域名であったり、陸地に接していたりと狭いイメージです。

oceanとseaの違いについて、分からなくなった時は、この地図を思い出すと良いですよ。

oceanとseaの違いについて知りたい方はここまで読んで頂ければOKです^^

次にこの違いの根拠について、私が調べた英英辞書と百科事典の内容をご紹介したいと思います。

まずは英英辞書のoceanとseaの定義からご紹介しましょう。

英英辞書のoceanの定義

1.The entire body of salt water that covers more than 70 percent of the earth’s surface.
地球の表面の70％以上を覆う海水全体のこと。

2.Any of the principal divisions of the ocean, including the Atlantic, Pacific, Indian, Arctic, and Southern Oceans.
上記１の定義によるOceanを、大西洋、太平洋、インド洋、北極海、南極海など大きく分割したもの。

英英辞書のseaの定義

The continuous body of salt water covering most of the earth’s surface.
地球の表面の大半を覆う、連続した海水のかたまりのこと。

A tract of water within an ocean.
ocean(大洋)の中における一定の海域。

A relatively large body of salt water completely or partially enclosed by land.
周囲全体、または一部が大陸に接している、比較的広い範囲の海域。

A relatively large landlocked body of fresh water.
比較的広い範囲で大陸に接している淡水域。

参照:The Free Dictionary

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百科事典には、oceanとseaの定義について、このように書いています。

Seas and oceans.

More than two-thirds of the Earth is covered with salty water.
地球の3分の2以上は、海水で覆われてる。

This makes the planet look blue from space.
そのため、宇宙から見えると、地球は青く見える。

The water is divided into five large areas called oceans.
この海水は、海洋と呼ばれる五つの大きな海域に分かれている。

In some places these are divided into smaller areas called seas.
場所によって、これらの海域は、海と呼ばれるさらに小さな海域に分かれている。

参照:First Encyclopedia of seas & oceans

これらの定義から、oceanとseaの違いをまとめてみると、次のようになります。

■ocean■
  1. 海全体(広いイメージ)
  2. 世界の五大洋を表す

■sea■
  1. 連続した海水のかたまり(oceanより狭いイメージ)
  2. ocean(大洋)の中の一部の海域
  3. 一部、または周囲の全体が陸地に接している

こうして見てみても、oceanの方が、海全体といった広いイメージで、seaの方が、海の一部であったり、大陸に接していたりと狭いイメージですね。

世界の五大洋と海を比較してみても、その大きさの違いは一目瞭然です。

五大洋(The Five Oceans):

  • The Pacific Ocean（太平洋）
  • The Atlantic Ocean（大西洋）
  • The Indian Ocean（インド洋）
  • The Arctic Ocean（北極海）
  • The Antarctic Ocean（南極海）