前回の記事では、ロンドンと田舎町(ケンブリッジやフォークストン)への語学留学の違いについて、お伝えしました。
ケンブリッジからロンドンへ引っ越した時に、
「日本人が少なくて、スピーキングに重視した語学学校を探そう」
と思い、自分の足でリージェントストリートなどの、メインのストリートを歩いたり、赤バスに乗って語学学校を探し回りました。
私は海外の語学学校が大好きで、もしチャンスがあれば働いてみたいと思っていたので、探し回るのは楽しかったですね。
合計8ヶ月間の語学留学で、ロンドン、ケンブリッジと併せて5つの語学学校に通いました。
その中でのおすすめの3つの語学学校を紹介したいと思います。
イギリスの語学学校のおすすめ3校を紹介!失敗しない留学対策!
ロンドンの語学学校
1.Edward Language School
私がロンドンで1番好きだった語学学校が、Edward Language Schoolです。
Edward Language Schoolは、ロンドンの中心地から地下鉄で20分程度、ロンドン西部のイーリング地区にある語学学校です。
私が赤バスに乗りながら景色を見ていた時に、偶然見つけた語学学校です。
「こんな所に語学学校があるっ!」
と急いでバスのストップボタンを押したのを覚えています。
私がEdward Language Schoolが好きだった理由は、小規模でアットホームな雰囲気だったからです。
建物がこぢんまりとしていて、教室から見える庭もとても綺麗。
市内観光や、週末の小旅行など、課外活動も充実しており、みんなと一緒にでかけるのがとても楽しかったです。ロンドンで孤独だった私ですが、最後に通ったこの学校で韓国人やスペイン人のお友達を作ることができました。
講師の質も高いのに、4週間あたりの金額は480ポンドと、ロンドンにしては料金もリーゾナブル。
クラスの平均人数は8人ほどで、夏休みなどは最大15人まで受け入れているようです。
日本人は15%くらいの割り合いのようです。私が通っていた2002年頃は、ほとんど日本人を見かけませんでしたが、増えたようですね。
私は午前は別の学校に通っていたので、午後の授業に通っていました。
スピーキングを重視した授業で、午後は人数も3〜5人と少なかった為、発言する機会も多かったです
私が通っていた頃は、日本人女性のスタッフがいて、ネットで調べたところ、今でも働いていらっしゃるようです。
こうして過去の記憶を思い出していると、懐かしくてもう一度通いたくなってしまうほど、大好きな語学学校でした。
2.Anglo School(現在はSelect English London と名称を変更しています)
私が大学4年の冬休みに、初めてイギリスに語学留学したのが、Anglo Schoolでした。Anglo Schoolは、ロンドンから電車で20分のクリスタルパレスという所にあります。
夜空港に着いたので、景色が見えなかったのですが、次の日の朝に外に出ると、その景色の美しさに感動したのを覚えています。
初のイギリスだったので、日本と全く違う建物やガーデニング、自然の風景に圧倒されました。
学校はホストファミリーの家から、徒歩10分くらいの所にあります。私の知り合い全員が、学校から徒歩圏内のホストファミリーを紹介してもらっていました。
授業は、文法、リスニング、スピーキング、読み書きなどを、まんべんなく勉強しました。
学生同士で会話をさせる時間があって、私はこれが苦手でした。英語があまり話せない者同士話しても、あまり英語が伸びないような気がして・・・。
でもどの語学学校でも、学生同士会話させることは結構あるんですよね。
私はAnglo Schoolで、スペイン、メキシコ、ベネズエラの人とお友達になりました。ベネズエラ人の彼とは今でもお友達です。(もう14年も経つのに!)
日本人も学校全体で、6人ほどいて、私が学校にきた頃には、日本人コミュニティが出来上がっていて、入りづらかったです。
そのおかげで、ずっと外国人の友達と一緒にいて、色んな話ができたので、結果的には良かったと思います。
課外活動も充実していて、学校が終わってからパブに行ったり、ロンドン観光に行ったりと他のクラスの学生とも交流を楽しんでいました。
Anglo Schoolは、学校はいたって普通の語学学校といった印象です。授業料も4週間で636ポンドとロンドンでは平均的な料金ですし。
ただ紹介してくれるホストファミリーがすごく良かったんです。
最初に紹介してもらったホストファミリーも親切でしたし、ベネズエラ人のお友達が紹介してくれたホストファミリーにもすごくお世話になりました。
ホームステイは朝夕食付きで、600ポンド(夏季640ポンド)とロンドンでは比較的安い料金です。
ホストファミリーと話す機会が増えると、飛躍的に英語力も伸びます。
安心できるホストファミリーの下で英語を勉強したい、という方にはAnglo School はおすすめです。
それでは次に、ロンドンであまり良くなかった語学学校についてご紹介しましょう。
ロンドンで良くなかった語学学校は?
逆に、ここはあまり良くなかったという語学学校を2つご紹介したいと思います。
1つ目は、若者の街カムデンタウンにあった格安の語学学校です。(すみません、名前を忘れてしまいました。)
教室も狭くて、教師もいい加減な感じで、課外活動もありませんでした。
特に紹介してもらったホストファミリーがひどくて、何度も変えて欲しいとお願いしましたが、夏なのでどこもいっぱいと断られました。
あまりにも嫌だったので、ジャパンセンターで自分で探したほどです。(結果的にこれも失敗したのですが。)
もう1つは、現在は閉校したようですが、カランスクールという所です。
カランスクールでは、カランメソッドという、講師が言った英語をひたすらリピートするスピーキングを重視した独自のメソッドを行っていました。
英語のスピーキングを伸ばしたいと思った私は、この学校に通うことにしました。
が、カランメソッド自体は別に良いんですが、講師はやる気のない人が多く、学生に失礼な態度を取る人もいたほど。
授業が終わったら学生は、サーッと帰ってしまうので、他の学生と仲良くなることもなく・・・。
かなり孤独でしたね。
この経験から、私はあまり格安の語学学校を選ぶことは、おすすめしていません。
どちらの語学学校も料金は格安でしたが、良い経験になりませんでした。
もし格安で留学先を探しているのでしたら、安い学校に3ヶ月通うよりは、質の良い学校で1ヶ月勉強することをおすすめします。
ケンブリッジのおすすめの語学学校
Kaplan International English
私がイギリスの語学留学の中で、1番楽しく過ごせたのが、Kaplan International Englishです。
4週間1000ポンドと授業料は高め。お金持ちの学生が多く通っていました。
講師の質も良く、課外活動も充実していて、学校帰りや週末はいつもで友達と一緒に出かけていました。
建物はイギリスらしい外観で、カフェテリアや庭もあり、学生が和気あいあいと過ごせる雰囲気で、誰とでもすぐに友達になりました。
学校全体がファミリーのような感じですね。ワールドカップの応援では校長先生までテレビを見て、盛り上がってましたし。
1クラスの国籍は、コロンビア人、スペイン人、イタリア人、韓国人と様々。
私は中級だったのに、クラスに日本人は1人しかいませんでしたが、上級クラスには1クラスに3〜4人は日本人がいました。
日本人は文法や読み書きが得意なので、クラス分けテストで、上級にいくことが多いんですよね。
ランチは近くのパン屋さんでサンドイッチを買って、学校のカフェテリアで食べることが多かったです。
ホストファミリーもすごく親切で、よく話しかけてくれました。宣教師の方だったので、日曜は教会に行っていてあまり話すことがなかったのが残念です。元気にしてるのかな?
語学学校も楽しく、ホストファミリーにも恵まれていたので、Kaplan International Englishは私の1番のおすすめの語学学校です。
留学資金に余裕のある方なら、選んで間違いはないと思います。
まとめ
それでは、今回お伝えしたおすすめの語学学校3校についてまとめておきましょう!
1.Edward Language School・・・小規模でアットホームな雰囲気。授業料もロンドンではリーゾナブル
2.Anglo School・・・課外活動が充実。ホストファミリーが厳選されていて、料金も比較的安い。
3.Kaplan International English・・・授業料は高めだが、講師の質が良く、課外活動も充実している。
ちなみにケンブリッジの語学学ではちょっとした有名人にも会うことができました。質の高い語学学校に行くと、そういう方にも会えるのかもしれません。
冒頭では、チャンスがあれば語学学校で働きたいほど、語学学校が好きとお伝えしました。
語学学校の何が好きなのか改めて考えてみると、色々な国の人と出会え、一緒に観光をしたり、スポーツをしたりと、そんな空間が好きだったんだと思います。
語学留学ほど一期一会を感じさせられる経験はありません。
これから語学留学をするあなたにも、素敵な一期一会が待っていると思いますよ!
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