詳しくはコチラ→英語の音読は効果がない?頑張っているのに結果が出ない人必見!
私は、一度音読を試してみて効果が感じられず、辞めてしまった経験があります。
けれど、知人の勧めもあり英語の音読を再開したところ、英語をマスターする為には、英語の音読がとても効果的だと実感しました。
私が最初に音読の効果を感じられなかった理由は、音読の正しいやり方を知らず、すぐに諦めてしまったからです。
もし、もっと早くに正しい音読の方法を知っていたら、もっと早く英語もマスターできていたかもしれません。
今回は、1度音読の勉強法に失敗した私が、英語の音読のやり方とコツ、失敗しない勉強法をお伝えしたいと思います。
英語の音読のやり方と続けるコツは?失敗しない勉強法を紹介!
それでは早速音読のやり方とコツについて、お話しましょう!
教材選び
音読をするのにまず大切なことは、教材選びです。
私は、「音読をするなら、音読専用の教材が1番」と思い込み、本屋さんに置いている音読専用の本を買いました。
が、これが失敗につながったのです。
詳しくはコチラ→英語の音読は効果がない?頑張っているのに結果が出ない人必見!
「これで英語を話せるようになるんだ」
と張り切って音読本を買ったのに、内容が面白くなくて苦痛になり、すぐに勉強を辞めてしまいました。
こうした経験があるので、これから音読に挑戦してみようというあなたには、下記の3つの基準で本を選ぶことをお勧めします。
- 何度も読みたくなるくらい好きな本または洋書を選ぶ
- 本の内容の50%くらいは理解できる
- 単語の意味は分からないが、ほとんどの単語の発音は分かる
私の場合は、このリストの基準を元に、ニール・ドナルド・ウォルシュの「神との対話」という本を音読の教材にすることにしました。
この本は、日本語でも何回も読んだ私の愛読書です。
自分の好きな本を読むのと、興味がなく英語の勉強の為に買った本とでは、効果は歴然です。
「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったもので、好きな本だとどんどんのめり込めるんです。
最近では、脳科学でも楽しいことの方が暗記をするのに効果的というのも実証されてますよね。
とは言っても、洋書の音読の場合いくら好きでも、あまりにも内容が分からないと嫌になってしまう可能性があります。
そこでページをめくってみて、半分くらいは理解できる洋書を選ぶことをお勧めします。
半分の理解だと、最初は読むのが大変ですが、音読していくうちに必ず本の内容が分かってくるようになります。
私は実際に、英語でもドイツ語でもその効果を実感しました。
そして、音読をしていく上で大切なのが、発音が分かっていることです。
50%の理解では、知らない単語も多いと思いますが、「きっとこう読むんだろうな」というのが想像できれば十分です。
英語の音声を聞いた後に発音するのも効果的とよく聞きます。
が、私はお風呂で音読していたので、CDをいちいち止めて発音するのが面倒なので、音声を聞かずに音読をしていました。
そして音声での英語の勉強は、通勤時間などに行うようにしていました。
その時には発音を意識して、シャドーイングも行なっていました。
それでも十分効果はあったので、CDを聞きながら音読をするのは、必ずしも必要ではないと思います。
それでは、次に実際に私が行なっていた音読の具体的なやり方についてお伝えしましょう!
音読のやり方
私の音読のやり方は、自分の好きな洋書を、大きな声で音読していくというとてもシンプルなものです。
「神との対話」は全部で211ページあるのですが、毎日15ページずつ読むことにしました。
英語の音読のやり方は、次の3つを意識して読んでいました。
- 大きな声で読むこと
- 内容が分からなくても読み進めること
- 本の内容に意識を集中して読むこと
それでは、リストの項目について1つ1つ見ていきましょう。
1.大きな声で読むこと
大きな声で読むことで、リスニングとスピーキングを鍛えることができます。
私は、ボソボソと音読するのと、大きな声で音読をするのがどちらが効果的か実際に試してみました。
確かに、ボソボソの方が読むスピードが早く、あまり疲れないのですが、本の内容に集中できませんでした。
黙読よりはマシですが、何度か本の内容を読み返してしまい、それが面倒になってしまうことがありました。
それに比べて、大きな声で音読すると、集中力が持続するので、読み返しがなくなりました。
読み返しがなくなると、本を読むスピードも早くなるので、結果的にボソボソと音読するよりも、早く本を読み終えることができます。
その代わり大きな声で音読するのは、疲れるので、1日20分だけすると決めていました。
たった20分でも、大きな声で読む方がボソボソ読むよりも遥かに効果的だと思います。
2.内容が分からなくても読み進めること
内容が分からなくても読み進めることで、本の後半ぐらいから急に英語が分かり始めます。
これは1度音読を続けてみた人にしか分からない感覚だと思いますが、英単語の意味を調べることもなく分かるようになるんです。
おそらく、音読し続けることで、50%分かっている内容から、分からない内容の部分を推測するようになったのではないかと思います。
ですので、音読をしながら、単語を調べる必要はありません。
音読を始めた頃は、この感覚が分からずに、何度挫折しそうになったか分かりません。
その結果、1日15ページを20分間読み続けて、2週間完読する予定だったのが、結果的に1ヶ月もかかってしまいました。
効果があるかどうか分からないことを信じてやり抜くことが、1番大変でした。
少しでも考えると、「こんなことして効果があるのか?」と不安の声が聞こえてくるので、途中からは何も考えずに、習慣として音読を取り入れることにしました。
そうして、後半部分では、どんどんと本の内容が理解できるようになり、英語力も飛躍的に伸ばすことができました。
3.本の内容に意識を集中して読むこと
大きな声で音読した1番のメリットは、本を読んでいる最中に意識が他のところにいってしまうのが減ったことです。
黙読だけの時は、読みながら違うことを考えてしまい、何度も読み返すハメになりました。
それで読むのが面倒になって辞めてしまっていたのです。
その点、音読をすると意識が他にいってしまうことが大幅に減ります。
私は音読と黙読の両方を試してみたのですが、音読の方が黙読よりも本の内容に集中できます。
正確に言うと、黙読は本の内容がほとんど理解できるほどの英語力があれば、集中できるけれど、音読は50%の理解力しかなくても集中できるといったところでしょうか。
つまり、黙読する時は、音読する時よりも高い英語力が必要で、音読は英語力が低くても始められるということです。
この3つを意識することで、音読の効果を実感できます。
効果を実感すれば、あとはどんどん本を読みこなしていけば良いだけです。
これが英語を習得するのに1番の近道です。
私は色々な英語勉強法を試しましたが、音読も英語をマスターするのに不可欠な勉強法だと思います。
とはいうものの、音読を続けることが大変なんですよね。
それでは次に、ものすごく怠惰な私でもできた、音読を続けるコツをお伝えしましょう!
音読を続けるコツ
1.英語の勉強を習慣化する
私は、音読を習慣化する為に、お風呂に入る時は、必ず本も持っていくようにしました。
忘れてしまわないように、本は洗面台などの目につく所に置くようにしていました。
そうして、1日15ページ20分間音読することを習慣化しました。
英語をマスターするには、英語の勉強を習慣化することがとても大切です。
特に社会人の場合は、自由に使える時間が少ないので、スキマ時間をいかに有効に英語の勉強に充てるかが大切になってきます。
私は、通勤電車に乗っている時はNHKのラジオ講座、掃除や料理をする時は単語を覚える、歩いている時は、シャドーイングなど、スキマ時間を使って英語を勉強する時間を作っていました。
そうすることで、無理せず英語力をつけることができたと思います。
2.頑張りすぎない
英語の習得にはどうしても時間がかかります。
受験勉強の為の英語であれば、出題される範囲を勉強すれば良いですが、実際に使える英語を身につける為には一定の時間が必要です。
音読の勉強もストイックな人は、それこそ1日2〜3時間という長時間の勉強もできると思います。
が、私の場合は、無理をすると嫌になってしまってすぐに辞めてしまっていました。
そこで、「いかに無理せず楽しく英語を勉強するか」を考えて、勉強を続ける工夫をしました。
音読の勉強方法も色々試してみたのですが、自分にとっては、1日20分の勉強なら無理せず続けることができました。
あなたももし私のように、なかなか勉強が続かないと悩むことがあれば、無理をせず1日10分だけでも良いので、音読を続けてみてください。
続けることで必ず効果を実感できますよ。
3.諦めない
もしかしたら、私がすんなり洋書を読むことに成功したと思われるかもしれませんが、1度音読の勉強で失敗をしているだけに、
「このまま続けて本当に効果があるのだろうか?」
という不安がものすごくありました。
そこで、音読の勉強法を勧めてくれたオランダ人の知人にスカイプで相談をしてみることに。
「本の内容がほとんど分からないからつまらない。このまま続けていっても効果があるの?」
と率直に聞いてみました。
すると、
「続けているうちに、本の内容が分かるようになり、英語力も伸びるからとにかく続けなさい」
との回答が。
音読し始めた頃は何度か諦めそうになったのですが、「絶対できるから!」と励まし続けてくれたおかげで、完読することができました。
もし途中で音読を辞めていたら、あれだけ分からなかった本の内容が、急に分かり始めるという経験をすることはなかったでしょう。
そのおかげで、スピーキング力も格段に伸び、単語力、文法力も身につけることができました。
本来2週間で終わるはずの音読が1ヶ月かかってしまいましたが、最後まで諦めなくて本当に良かったと思います。
それでは最後に、英語の音読のやり方とコツについてまとめておきましょう!
まとめ
音読する教材
- 何度も読みたくなるくらい好きな本または洋書を選ぶ
- 本の内容の50%くらいは理解できる
- 単語の意味は分からないが、ほとんどの単語の発音は分かる
音読のやり方
- 大きな声で読むこと
- 内容が分からなくても読み進めること
- 本の内容に意識を集中して読むこと
音読を続けるコツ
- 英語の勉強を習慣化する
- 頑張りすぎない
- 諦めない
1度は音読は効果がないと諦めた私ですが、再挑戦したことで、改めて音読が英語力を上げる為にどれだけ効果的か実感することができました。
私は、語学の達人であるオランダ人に出会えたことで、音読に再挑戦しましたが、その効果を感じられず、辞めてしまった人も多いと思います。
これから音読に挑戦しようと思っているあなたも、正しいやり方で続ければ、必ず効果は出てきます。
ぜひ最後まで諦めずに音読を続けてみて下さいね!
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