Inspirational Nature Pictures by Miyuki Miura
英語力をあげるのにおすすめの本50選って
選んでないやんっ
と思うのは私だけでしょうか?(汗)
すみません、話が逸れてしまいました。
英語のスピーキング力がなかなか伸びないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
私自身留学経験はあるものの、日本で生まれ育っているので、外国人との会話で思ったように英語が出てこず、苦労することが何度もありました。
それでも何とか英語を話せるようになりたいと、本屋さんで2時間近く探し回り、ついに英語が話せるようになるための本を見つけました。
今回は、英語を話すことから遠ざかっていた私が、話せるようになる為に使った本をご紹介したいと思います。
英語が話せるようになる本はこの1冊!短期間で上達する方法とは?
それでは早速英語が話せるようになるために、おすすめの本をご紹介しましょう。
英語が話せるようになるために、おすすめの本は、この本です。
この本はどちらかというと中級者〜上級者向きです。
初心者でもできますが、どちらかというとリスニングはできるけど、スピーキングが出来なくて困っている人向きです。
もしあなたが英語初心者であれは、まずどんどん話すための瞬間英作文トレーニングを先にすることをおすすめします。
詳しくはコチラ→英会話におすすめの本はこの1冊!日本語→英語で確実に身につける方法
あなたが、留学後時間が経ってしまって英語を忘れかけている、もしくはリスニングはできるけど、スピーキングは苦手というのであれば、この本はものすごくおすすめです。
なぜなら、本のタイトル通り、英語思考で英語を話せるようになるからです。
私は、昔英語本をたくさん買って結局使わずに捨ててしまったという苦い経験をしているので、英語本を買う時は、吟味に吟味を重ねて1冊だけ買います。
本屋さんに行って2時間かけて選ぶなんてザラです。
私がどうしてこれだけ本を選ぶことを大切にしているかというと、まず1冊をこなすのに数ヶ月はかかるからです。
自分がこれから数ヶ月も付き合う本、それでいて学ぶ内容によって英語力にも影響が出てくるのですから、本選びはかなり重要です。
あなたも英語の勉強の為の本を買う時は、大人買いをするのではなく、吟味した1冊を買うようにしてみてください。
あれこれと参考書に手を出すより、1冊を集中して勉強する方が、はるかに効果的ですよ。
それでは、そんな私が選んだ英語思考トレーニングのおすすめの理由を3つご紹介したいと思います。
英語思考トレーニングのおすすめの理由は?
1.英語を英語のまま理解する英語思考力が身につく
タイトル通り、この本は英語を英語のまま理解し、英語の思考力を身につける為の本です。
ですので、日本語での余計な説明は一切なく、読者が英会話の勉強ができるようになるよう特化されています。
著者のイムランさん自身も、英文法は勉強しないでくださいと本の中で述べており、私もこの意見には激しく同意します。
またこの本では、SVAA(S=主語、V=動詞、A=Additional Information、A=Additional Information)という独自の構造で英語のしくみを説明しています。
このAdditional Informationとは追加情報のこと。
英語の構造は、主語+述語に、その主語と述語に関する情報を追加していくという考え方です。
今まで授業で習った、目的語や補語なんて、どの単語が目的語や補語にあたるのかが、とても分かりにくかったです。
その点、このSVAA方式は文法のことを意識しなくて良いので、英語を英語のまま理解することができます。
2.“チャンク”を意識したトレーニングで、長い英文も話せるようになる
この本では、“チャンク”を意識したトレーニングで、短い英文から長い英文まで、英語で話せるようになるよう工夫がされています。
チャンクとは“ひとかたまり”という意味で、2語~8語程度でできている短い文章のことです。
本の中でも紹介されているのですが、例えば
“How old are you?”
は英語を聞いただけで意味がわかりますよね?
こうした短い英語表現ならできるけれど、長くなると意味が分からなくなる、という人も多いのではないでしょうか?
この本では、そうした長い英文をチャンクで区切ることで、英語の語順のままで理解することができるようになっています。
それでは実際に、次の英文をチャンクごとに区切ってみましょう。
I go to Kyoto/every month/to see my friends/from high school.
英語はこうしたチャンクで成り立っているので、このチャンクを意識し繰り返し練習すれば、長文でも言えるようになります。
この“英語思考トレーニング”のCDでは、普通の音声と、チャンクごとに区切った音声の2つが収録されているので、長文でも話せるようになるようになります。
3.同じ英文が何度も出てくる
これも私がこの本を気に入っている理由の1つなのですが、同じ英文が本の中で何度も繰り返し出てきます。
この本は、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4章から成り立っています。
が、リーディングでトレーニングした内容をもう一度ライティング、スピーキングで復習できるようになっています。
1つ1つの文章も、例えばmight not have toを使った文章を10コ載せていたり、口が覚えるまで徹底的に勉強ができる内容となっています。
ですので、私が英語の勉強をする上で大切にしている“繰り返し”の勉強が1度こなすだけで、できます。
とは言っても、私は最低3回はこの本を繰り返し勉強するつもりではいますが、それでも同じ英文が何度も出てくれるのは、記憶に残るのでとても使い易いです。
これだけメリットの多い英語思考トレーニングですが、デメリットもあります。
次に英語思考トレーニングのデメリットについてお話しましょう。
英語思考トレーニングのデメリットは?
これだけ効果のある英語思考トレーニングですが、個人的に思うデメリットは、CDに日本語訳が吹き込まれていないことです。
本には日本語訳が載っているので、それを見て英語に訳してみる、もしくは書いてみるのであれば効果はありますが、CDを聞くだけでは効果があまり感じられません。
そういう点では、どんどん話すための瞬間英作文トレーニングの方が、CDに日本語→英語が吹き込まれているので、CDを聞くだけでも効果が感じられます。
英語思考トレーニングは、あくまでトレーニングなので、一緒に頑張ってトレーニングをしていきましょう。
英語思考トレーニングを使った勉強方法
詳しい勉強法については、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの章ごとにそれぞれのトレーニング方法に書かれています。
著者のイムランさんのおすすめの勉強方法を知りたい場合は、そちらをご参照下さい。
私の場合は、スピーキングを鍛える為にこの本を買ったので、日本語を見て英文に直し、紙に書いて英文を覚えました。
日本語訳を見て、英文を書いてみて、最後にCDを音読しながら英文が間違っていないかをチェックするというシンプルな作業を繰り返しています。
書く作業は大変ですが、実際に書いて見ると、前置詞や冠詞が間違っていることに気づけます。
ですので、スピーキングを伸ばしたいのであれば、書く作業はとても大切です。
あなたが英語を話して英文を間違ったとしても、正しく直してくれる人がいれば、書く作業は必要ないかもしれません。
が、もしいないのであれば私と同じように地道にコツコツと頑張りましょう。
私もまだ1回しかこなしていませんが、それでも確実に英語のスピーキング力が身についているのが分かります。
1冊こなすのにかかった期間は1ヶ月。
あと2回同じ作業を繰り返したら、実際にネイティブの人と話す機会を作りたいと思っています。
2ヶ月後、自分の英語力がどれくらい伸びたかを測るのが楽しみです。
それでは最後に、短期間で英語を話せるようになるための、おすすめの本についてまとめておきましょう。
まとめ
英語が話せるようになるために、おすすめの本は、
- 英語思考トレーニング 著者:イムラン・スィディキ
という本です。
おすすめの理由は、
- 英語を英語のまま理解する英語思考力が身につく・・・日本語での余計な説明は一切なく、読者が英会話の勉強ができるようになるよう特化されている
- “チャンク”を意識したトレーニングで、長い英文も話せるようになる・・・“チャンク”を意識したトレーニングで、短い英文から長い英文まで、話せるようになる
- 同じ英文が何度も出てくる・・・繰り返すことで記憶に残りやすい
というものでした。
日本語がCDに含まれていないのは、CDだけを聞いて勉強をしたい人にとってはデメリットではありますが、本に書かれている通りにトレーニングをするのであれば問題ありません。
私自身1回テキストをこなしてみて、かなり手ごたえを感じているので、3回目をこなした後の英語力が楽しみです。
ぜひ一緒にトレーニングをこなして、英語を話せるようになりましょう!
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