Inspirational Nature Pictures by Miyuki Miura
ディズニー映画「美女と野獣」が実写版が公開されましたね。
美女と野獣は、私が英語を勉強するきっかけになった映画です。
英語の勉強を始めたきっかけについてはこちらをご覧ください。
英語の初心者におすすめの映画3作品まとめ!楽しく続けられる勉強法も
まさかあのアニメの映像が、実写化されるとは思ってもみなかったので、実写化されると聞いた時は、すごく嬉しかったです。
というわけで、早速主人と一緒に映画館に観に行ってきました。
正直、アニメ版の美女と野獣が好き過ぎて、実写版は期待はずれだったらどうしようという気持ちは少しありました。
が、映画が始まった瞬間から、そんな不安は吹き飛びました。
- 俳優陣の演技力
- 美しい映像
- 音楽
- 装飾
どれを取っても、アニメ版の美女と野獣に負けない素晴らしい作品でした。
観終わった後は、映画の余韻にしばらく浸っていたほどです。
他の映画を観た人達も「心が洗われる」「すごい面白かった〜」と感想を言っていたので、感動したのは私だけではなかったようです。
今回は、美女と野獣の実写版について、
- あらすじ
- 感想
- アニメ版との違い
について詳しくお伝えしたいと思います。
美女と野獣実写版の感想まとめ!アニメ版との違いは?
ではさっそく、実写版を観て正直に思った感想をお話していきましょう!まずは、あらすじを簡単に紹介しますね。
美女と野獣の簡単なあらすじ
昔、遠い国の輝くお城に、若い王子様が住んでいました。王子様は甘やかされて育った為、大人になるにつれすっかり優しさを失い、わがままになってしまいました。
ある寒い夜、一人の老婆がお城に来て、「一晩泊まらせて欲しい」と頼み、そのお礼として、一輪のバラを差し出しました。
王子はバラを見て嘲笑い、老婆を追い返そうとしました。
老婆は王子に「見かけに騙されてはいけない、美しさというのは内面に宿るものだ」と忠告しました。
王子はそれでも老婆を追い返そうとしたところ、老婆の醜さが消え、美しい魔女が姿を現しました。
王子は謝ろうとしましたが既に遅く、魔女は王子の心には愛情が全くないと知り、罰として王子を恐ろしい野獣の姿に変えました。
そして、お城やお城の住人にも強力な魔法をかけました。
魔法をかけられてから、野獣はお城に閉じこもるようになり、魔法の鏡だけが外の世界を知る唯一の窓となりました。
魔女の渡したバラは魔法がかかったバラで、そのバラの最後の一枚が落ちるまでに、王子が誰かを愛することを学び、彼女からも愛されれば、魔法は解かれます。
もしできなければ、王子は一生野獣の姿で暮らさなければなりません。
年月が流れ、王子はすっかり絶望し、希望を失いました。
一体、誰が野獣を愛してくれるというのでしょうか?
それでは次に、実写版の感想をお話していきましょう!
美女と野獣実写版の感想
冒頭でも述べましたが、
・俳優陣の演技力
・美しい映像
・音楽
・装飾
どれを取っても、アニメ版の美女と野獣に負けない素晴らしかったです。
まず主役のエマ・ワトソン。
映画のポスターを見た時は、「アニメ版のベルとイメージ違うなぁ」なんて思っていました。
が、実際に映画を観ると、すごくかわいくて演技も歌も上手で、すっかりファンになってしまいました。
エマ・ワトソンってミュージカル俳優でないのに、あんなに上手に歌えるんですね。
ネットでは一部で音痴なんて書かれていましたが、透明感のある素晴らしい歌声だったと思います。
演技と言えば、ガストンとルフゥの演技があまりにも上手すぎで、一体この俳優達は何者なんだと、帰ってからすぐにググりました。
ガストンは、ルーク・エヴァンズというイギリスのウェールズ出身の俳優だそうです。
ウェールズでは、舞台俳優として活躍をしていたそうですが、現在はハリウッド俳優として活躍しているようです。
ルフゥはジョシュ・ギャッドというアメリカ合衆国の俳優で、同じくディズニー映画の「アナと雪の女王」で、オラフの声優をしていたそうです。
見たことがないと思っていましたが、そう言われてみると、聞き覚えのある声だなと思いました。
彼は、ブロードウェイミュージカルでトニー賞主演男優賞にノミネートされた経験のある実力派俳優。
実写版でこの2人の俳優が、「強いぞ、ガストン」を歌っている時は、あまりにもアニメの美女と野獣を忠実に再現していたので、とても感激しました。
劇場で見たからこその迫力ですね。
音楽もアニメとは違う曲も何曲か流れていました。個人的には「愛の芽生え」の曲が出てこなかったのが、少し寂しかったです。
そして、映像。
王子や住人を魔法で変身させるシーン、ビー・アワ・ゲストでベルをもてなすシーンなど、再現するには難しいシーンも多かったと思いますが、見事に忠実に再現をしていました。
野獣は、アニメ版よりもずっと恐ろしく、リアルでした。アニメ版では野獣が可愛く見えるところもありましたが、実写版は全然なかったです。
ただ、アニメ版よりも実写版の野獣の方が、内面の魅力についてより描かれていたと思います。
美女と野獣のアニメ版もそうですが、実写版も吹き替えではなく、字幕で観ることをおすすめします。
その方が英語の勉強にもなりますし、俳優陣の演技の素晴らしさが感じられると思います。
それでは次に、実写版を観て感じた、アニメ版とのストーリーの違いについてお話したいと思います。
アニメ版とのストーリーの違いは?
基本的には美女と野獣の実写版は、アニメを忠実に再現していました。
ストーリーの違いはあまり感じられませんでしたが、実写版では以下の3点について深く掘り下げているといった印象を持ちました。
1.お城の住人は、王子のせいで魔法をかけられたのに、なぜ王子に忠実なのか?
アニメ版を観たときに気づかなかったのですが、よく考えてみたら、ルミエールやコグスワース、ポット夫人などお城の住人ってすごく野獣に忠実ですよね?
王子のせいで魔法にかけられ、自分達も一生人間に戻れないかもしれないのに、王子を恨んだり、怒ったりしている姿を見たことがありません。
王子しか魔法が解けないから忠実にしているとも考えられるかもしれませんが、それにしては、ガストンや町の住人にお城が攻撃されてる時に、野獣が反撃しなくても、罵ったりしてませんでした。
極端な話、あなたのせいでこんな姿になったんだから、落ち込んでないでなんとかして!と言っても良いわけです。
でもそんなことは言わずに、みんなでお城を守る為に、一生懸命戦っていました。
実写版では幼少期から王子を見てきた、ポット夫人がその理由について語っていました。
2.なぜベルが野獣に魅かれたのか?
アニメ版も実写版も、ベルがお城から逃げ狼に襲われそうになった時に、野獣が命がけで狼と戦いベルを救ったことから、ベルの気持ちが変わっていったというのは同じでした。
またアニメ版も実写版も、小さな田舎町でずっと“変わり者”扱いをされてきて、孤独を感じていたベルについても描かれていました。
本の虫で、周りから変わり者扱いされてきたベル。
そんなベルに対し、野獣はベルの好きな「ロミオとジュリエット」の話を知っていると言った時の、ベルの嬉しそうな笑顔が印象的でした。
アニメ版では野獣はベルに本をプレゼントするだけでした。
が、実写版は、野獣自身も本を読んでおり、孤独を感じていたベルが自分と同じ興味を持つ野獣に魅かれた、というところがより深く描かれていたと思います。
3.ベルの母親について
アニメでは一切登場することのなかったベルの母親について、実写版では詳細に語られていました。
子供の頃から母親が亡くなった理由を、父親からずっと教えてもらえなかったベル。
それには、父親がどうしてもベルに伝えられなかった悲しい過去がありました。
実写版では、魔法の力で過去に戻り、ベル自身が父と母が一緒に暮らしていた部屋に行き、母が亡くなった理由を知ることになりました。
その理由を知ることで、父がベルのことをどれだけ愛しているかが、実写版の方がより深く伝わってきました。
それでは最後に、今回お話した内容をまとめておきますね!
まとめ
まずは映画の感想からまとめたいと思います。
感想:
- ベル、ガストン、ルフゥなど、俳優陣の歌唱力、演技力がすばらしかった。
- 再現するのが難しいと思われるシーンも、実写版で見事に再現されていた。
- 実写版の方が野獣の恐ろしい姿がリアルだった。
- 実写版では、お城の住人が王子に忠実な理由について描かれている。
- 実写版の方が、ベルが野獣に魅かれた理由がより描かれている。
- 実写版では、ベルの母親が亡くなった理由について描かれている。
アニメ版についてはこの3点について触れていませんでしたが、実写版では詳細に語られていたのが、主な違いだったと思います。
基本的にアニメ版を忠実に再現していますが、実写版の方がそれぞれの人物像について、より深く知れるという感じですね。
これから実写版美女と野獣を観られる方は、ぜひこの3点を意識して観てみてくださいね!
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